『クィーン・オブ・ベルサイユ』

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ドキュメンタリー映画『クィーン・オブ・ベルサイユ』が、8月16日から東京・新宿の武蔵野館ほかで公開される。

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無一文からリゾートマンションなどの共同所有ビジネス「タイムシェア」で大富豪となり、ジョージ・W・ブッシュを大統領にした男とも言われるデヴィッド・シーゲルと、元「ミセス・フロリダ」の妻・ジャッキーに密着した同作。大邸宅で贅沢三昧の暮らしを送る2人が、総工費100億円をかけてヴェルサイユ宮殿を模したアメリカ最大の豪邸を建築する計画を進める中、突如起こった「リーマン・ショック」によって1,200億円の借金を抱えて転落していく様を描く。

2012年に『サンダンス映画祭』ドキュメンタリー部門監督賞を受賞した同作。監督のローレン・グリーンフィールドは、当初シーゲル夫婦の豪邸の完成までを追う記録映画を作るべく彼らに密着していたが、2008年秋のリーマン・ブラザースの破綻がきっかけで計画が頓挫したため、大富豪の転落を捉えた記録映画になったという。

なお、映画の完成後にシーゲル夫妻は、自分たちが不本意な描かれ方をしているとして監督を訴えたが、裁判所は訴えを退け、デヴィッドに対して監督の製作会社に75万ドルの支払いを命じる判決を出した。またアメリカでは、シーゲル家のその後を追ったリアリティーショーの製作が企画されているという。