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私たちのもとへカウンセリングを受けに訪れる人たちの相談内容で一番多いのが「不倫」に関することです。その数は公表しませんが、もしあなたがその数を知ったら、『世の中にはそんなに不倫をしている人が多いの?』と思うかもしれません。

不倫に関するカウンセリングでは、不倫中に起こる様々な問題や悩みを解決に導くお手伝いをしています。しかし、驚かされることが度々あります。それは、一様に皆、不倫した場合のリスクを殆ど考えていないことに対してです。「不倫をしていること」を相手の配偶者に知られ、結果として「慰謝料を請求されるかもしれない」という危機意識がとても薄いのです。

これまでに、不倫の結果として相手の配偶者から高額な慰謝料を請求されるという事例を多く目にしてきました。その金額は100〜300万円くらいが一番多かった覚えがあります。

不倫の代償として慰謝料を請求される――。よくある話ではありますが、実は「慰謝料を請求される」ことだけがリスクではありません。

夫に浮気をされた妻からの相談もよく受けますが、慰謝料を勝ち取るだけでは彼女たちの怒りは収まらないようです。そして、なぜかその怒りの矛先は夫に向けられることは少なく、不倫相手へと向けられる場合が非常に多いのです。妻にしてみれば、平穏だった家庭を壊され、時には子供たちの人生さえ狂わせた夫の浮気相手に対して、憎悪の炎を燃やすのは当たり前。慰謝料を受け取っただけでは、この炎は鎮まりません。しかも、傷つけられた心の痛みは生涯消えないといいます。

不倫関係が相手の配偶者に知られた場合、「慰謝料を払えば終わり」ではありません。仮に、不倫が公になった時、相手の家庭を壊すだけに留まらず、場合によっては相手の社会的地位や社会的信用を著しく貶めてしまうこともあります。それは、自分にとっても同じです。「不倫をした」、「浮気をした」、というレッテルを貼られてしまうことも多々あります。

私たちの所へ相談をしに来られる人たちの中には、過去に不倫を経験した人も少なからずいます。その人たちは、悲しい思い、辛い思いをした結果、恋愛に対してかなり臆病になっています。そのような思いをされた人たちには、過去を引きずることなく、新しいパートナーを見つけて、別の人生を歩めるよう、指導しています。

(※写真画像は本文とは関係ありません)

○執筆者プロフィール : 坂田 陽子(さかた ようこ)

福岡県生まれ。20代の半ばから恋愛・夫婦問題に関するカウンセリングを開始する。その相談件数は年間1万件以上。多くの案件を解決した経験から独自の恋愛論を展開し、各メディアで人気に。現在では、経験を活かし、結婚相談所「ブライダルジャパン」と社会人サークル「東京アクティビティ」を主宰している。これまでに、多数の出逢いと成婚を手がけ、30代女性の成婚率においては90%以上を誇る業界屈指の恋愛カウンセラーである。

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(坂田陽子)