<全米プロゴルフ選手権 最終日◇10日◇バルハラGC(7,458ヤード・パー71)>
 米国男子メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」の最終日は史上まれにみる大混戦となった。約1時間20分遅れでスタートした優勝争い。目まぐるしく首位が入れ替わる中、暗闇の中で最後に吠えたのはローリー・マキロイ(北アイルランド)だった。
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 序盤の戦いをリードしたのは最終組の1つ前を行くリッキー・ファウラー(米国)とフィル・ミケルソン(米国)の2人。地元の大歓声に後押しを受けてミケルソンは前半だけで4つスコアを伸ばす猛チャージ。ファウラーは2番でボギーが先行するもそこから3連続バーディを奪うと7番でもバーディを奪取。2つのボギーでスコアを落としたマキロイをかわしてトータル14アンダーでトーナメントをリードした。
 しかし、前半不振を極めたマキロイがバックナインで逆襲をスタート。10番パー5で放ったセカンドはグリーン手前のダウンスロープを利用してピン左2メートルにつくパーフェクトショット。これを決めてイーグルとすると、マキロイはアイランドグリーンの13番でもバーディを奪取。15アンダーとしたバーディに渾身のガッツポーズを繰り出した。
 その後はミケルソン、ファウラーと1つずつスコアを落とし、再びトーナメントリーダーに復帰。17番では右のフェアウェイバンカーからピン右3メートルにつけると、フックラインを沈めて16アンダーとし勝負を決めた。マキロイはこれで全米プロゴルフ選手権2勝目。王者の強さを証明するかのようなサンデーバックナインがマキロイ時代の到来を告げた。
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