インテルの選手たちが“マニフェスト”を掲げ、ピネティーナの練習場の壁にこれを掲げた。スローガンは「オレはインテルを愛している」。一方、冒頭に「オレたちは約束する」として、次の9箇条を誓っている。

・ピッチでは常に全力を出す
・常に心を込めてプレーする
・結果にかかわらず、全員一緒に前進する
・全員が全員を助ける
・チームメートの助けを受ける
・全員がチームのために自分の力を尽くす
・勝利も、敗北も、全員が責任を負っている
・問題は一緒に解決する
・絶対に諦めない

ここに、キャプテンのDFアンドレア・ラノッキアを筆頭に全員の署名が記された。まるでアメリカスポーツの発案のようだ。エリック・トヒル会長が保有するもう一つのクラブ、DCユナイテッドからのもたらされたものかもしれない。あるいは、そのトヒル会長を感銘させるためかもしれない。ラノッキアは次のように話している。

「リスタートするための土台となる言葉だと思う。ビッグに戻るための、新たなサイクルを再び始めるためのね。サッカーとは、そして人生も、こうあるべきということをまとめたものだ」