人気上昇と猛暑で最近は4月から10月ごろまで半年以上営業する店もあるビアガーデン。暑い夏の夕方から開放的な屋外で楽しみたいものだが、ゲリラ豪雨に振られてしまっては台無しだ。飲み始めた途端に大雨が降ってきた場合、料金はどうなるのか。ジャーナリストの鵜飼克郎氏がその実態を報告する。

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 屋外ビアガーデンの最大の敵は突然の雨だ。飲み始めた途端に大雨となった場合、支払った料金はどうなるのか。

「空きがあればテントがある100席に移動してもらうが、満席ならビニール傘とカッパの貸し出しをします。入店後の返金はなく、入場時に説明させていただいております」(東武百貨店・池袋店広報部)

 せっかくのビアガーデン、ゲリラ豪雨や高層ビルの突風で台無しにならないように天気予報にも注意したい。

 気象予報士の森田正光さんに突発的な雨の予兆を教えてもらった。

「夕方なのに大きな入道雲(積乱雲)が見えたり、とても暑かったのに急にヒンヤリした空気が流れた時は突発的な雨が降ることがある。急な冷気は、雨を降らせる積乱雲が近くにある証拠です」

 ビールが美味く感じる日については、

「気温だけでなく、湿度も関係する。気温が30度でも湿度40%台なら汗をかかずビールが楽しめます」(森田さん)

 ビアガーデンの最大の魅力である開放感が加われば、ビールがますます美味しく感じられることだろう。

※SAPIO2014年9月号