寝苦しい熱帯夜--。冷房をガンガンかけている方も多いと思うが、「暑い夜なら、思う存分スッポンポンで寝るべき」と語るのは、ED治療の第一人者で『浜松町第一クリニック』院長の竹越昭彦氏。

 ひと昔前、「ノーパン健康法」なるものが流行ったが、実はあれ、ED治療にも効果があるというのだ。
 「そもそも、パンツを穿いて寝ること自体、男性機能の低下を招く恐れがあるのです。なぜなら、精子を作る“工場”でもある睾丸は、通常体温よりも4℃ほど低い温度のときが、活発に活動できるからです」

 睾丸が体外に出てブラ下がっているのは、まさに冷やすためだ。
 「それなのに、人間はパンツを穿くようになったため、睾丸を冷やしにくくなった。睾丸が通常体温に近づくにつれて、精子の運動能力も低下してしまうのです」

 ただでさえ、今はムッとして暑い夏の夜。そのうえパンツで睾丸を覆ってしまっていると、熱くなるばかりなのだ。
 「結果的にEDはおろか、睾丸の製造機能が壊れてしまう。結果、不妊にもなりやすいのです」
 これはまた怖い話。ということで、今夜からでもパンツは脱いで寝ることをオススメしたい。

 逆にスッポンポンで寝たときは、メリットもかなり大きい。
 「当然ながら通気性が良くなるので、“清潔感”を保てます。特にペニスは雑菌が繁殖しやすい部位ですからね。ちなみに就寝中、人間はコップ一杯分の汗をかくといわれています」
 汗で蒸れたペニスが雑菌に犯されやすいのは火を見るよりも明らかだ。

 さらに、ペニスが勃起しやすくもなるという。
 「パンツのゴムの締め付けは、下半身の血行を悪くするのです。ご存知の通り、勃起のメカニズムは“血流”が全て。海綿体に流入する血液の流れが良いほどしっかりと勃起し、血行が悪いと中折れなどを引き起こしやすい」

 もっといえば、最近、朝勃ちしなくなった…とお嘆きの方は、もしかしたら就寝中のパンツが原因かもしれないのだ。
 「ペニスを露出した状態で寝返りを打つと、亀頭がシーツに自然と擦れます。こうした刺激が加わることで、亀頭増大に繋がる可能性もありますね」

 巨根にする方法の一つに、ペニスを弄るというものがある。筋肉もそうだが、人間の体は常日頃から刺激されている部分は大きくなる。セックス好き、オナニー好きの男性に巨根が多いといわれるのも、まさにそのためだ。
 スッポンポンで寝る=寝返りのたび、亀頭がシーツなどに擦れる=巨根化、というのもあり得る話なのだ。

 ちなみに、スッポンポンでの精力アップ法は何も夏場限定ではない。
 「実は冬場でも大丈夫。なぜなら、人間の体には体温を平熱に保っておこうという働きがあるため、皮膚の温度が下がると、体内で熱を作りだす仕組みがあるんです。その逆もしかり。体温が上がると、毛穴が開き、体温が下がるといったような仕組みです」

 年がら年中、素っ裸で寝るのがペニスには一番の健康法。いっそのこと、女と一戦をかまして、そのまま寝ちゃいたいですな!

竹越昭彦氏
『浜松町第一クリニック』院長。ED治療の第一人者で、バイアグラやレビトラ、シアリスといった治療薬のそれぞれの効果や服用法などに精通。著書に『40代からの心と体に効く【生涯SEX】のすすめ』(扶桑社新書)。