クロスボウやトマホークを装備したMotopedサバイバル・バイク:Black Ops エディション

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ペダル付きバイクキットを扱う Motoped が、クロスボウや手斧など各種のサバイバルツールを装備した Survival Bike: Black Ops Edition を発表しました。

Motoped はダウンヒル用マウンテンバイクのパーツと独自のフレーム、49 - 150cc の4ストロークエンジンを組み合わせたペダル付きのモーターサイクル。

排気量の少ないバイク、日本で言う原付にペダルを付けてエンジンでも人力でも走れるようにしたモペッドと呼ばれる種類の乗り物がありますが、Motoped はマウンテンバイク用の部品を使い、よりスポーツ性やオフロード性を強めた製品です。

メーカーによれば、利点はモーターサイクルと自転車双方の長所を併せ持つこと。国や地域によっては排気量49cc以下の場合とそれ以上のバイクで法律上の扱いが異なり、登録や保険加入の義務、合法的に走行可能な場所や駐車できる場所が変わることから、車道が混雑していれば脚で漕いで自転車レーンを走れる、自転車扱いで駐車できるといった利点があるとされています。(日本では「ペダル付き原動機付き自転車」になりいわゆる原付のままです。念のため)。

今回公開されたのは、このMotoped に各種のサバイバルツールや1ガロンの追加ガソリンタンク、ナイフ類などを装備した「Survival Bike: Black Ops Edition」のプロトタイプ。生き残るために不可欠でありながら、一般的なサバイバルパックのたぐいには欠けた「移動のための道具」でもあるバイクというふれこみです。搭載する道具のリストは:

Barnett Recruit Compound Crossbow
Rotopax RX-1G Gas Packs - 1 Gallon
United Cutlery M48 Tactical Survival Shovel
United Cutlery M48 Hawk Tomahawk
United Cutlery M48 Hawk Harpoon
Gerber Fixed Blade Saw
Blackburn X6 Light System
Black Diamond Carabiners / Climbing rope
Cree Mini LED Flashlight
BioLogic Bike Mount for iPhone4/gps
Tool Logic Tactical Multifunction Knife / light
Tool Logic Credit Card Companion multi-tool
CRKT Guppie multi-tool
Tactical-Warrior Neck Knife

シャベルやトマホーク(ミサイルではなく手斧のほう)、ハープーン(銛)、ノコギリ、複数のマルチツールやナイフ類はともかく、Barnett製のレッドドットサイトつきクロスボウまで乗せているのが物騒なところですが、まあサバイバル状況では何が起こるか分かりません。

そのほかは照明類、登山具(カラビナとロープ)、容量1ガロンのガソリンタンクなど。ナビゲーションや通信はマウントのみを備えており、お好みのデバイスを装備する前提のようです。

Motoped のサバイバルバイク:ブラックオプスエディションは今のところ製品化前のプロトタイプの段階で、価格等は近日中に公開予定。クロスボウやらノコギリ、ナイフなどの追加装備なし・各種マウントありのバージョンも用意する計画です。なお、サバイバル仕様ではない Motoped シャーシキット(エンジンや付随装備含まず)は1999米ドルで販売中。

なお Motopeds とは無関係ながら、本当の Black Ops に使われるかもしれないバイクとしては、米国防高等研究計画局DARPAの主導で開発が進む特殊部隊用ハイブリッドバイクもあります。こちらはさすがにペダルはなく、米 BRDの電動レーシングバイク RedShift MX がベース。静粛性と航続距離を両立させるため電動とガソリンエンジン併用のハイブリッド式です。