サウサンプトンFWオスヴァルドがミラノ到着…インテル加入迫る

写真拡大

 日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンのイタリア人FWパブロ・ダニエル・オスヴァルドが、日本代表DF長友佑都が所属するインテルのメディカルチェックを受けるためにミラノ入りしたようだ。イタリアメディア『Football ITALIA』が4日に伝えている。

 インテルのマフラーを首にかけ、ミラノのマルペンサ空港に到着したオスヴァルドは、「ここにいることをとても嬉しく思う。だが、メディカルチェックの前には何も話したくない。僕は迷信深い人間なんだ」と、コメントを残した。

 オスヴァルドは、買取オプションが付くレンタル移籍でインテルに加入するものと見られている。一方、インテルからはアルジェリア代表MFサフィル・タイデルがサウサンプトンへ移籍する模様で、こちらも同様に買取オプションが付くレンタル移籍となる見通しとなっている。

 オスヴァルドは1986年生まれの28歳。2006年にアタランタに入団し、以降はレッチェ、フィオレンティーナ、ボローニャでプレーした。2010年1月にスペインのエスパニョールへの加入で国外初挑戦を果たす。2011年夏にローマへ移籍し、イタリアに復帰。2012−13シーズンには16得点を挙げる活躍を見せ、2013年夏にサウサンプトンのクラブレコードとなる1500万ポンド(当時のレートで約23億円)の移籍金でイングランドへと渡った。今年1月末にユヴェントスへのレンタル移籍が発表され、セリエAで11試合に出場して1得点を記録。昨シーズン終了後にサウサンプトンに復帰した。