5日、小説家の百田尚樹氏がTwitterで、朝日新聞の報道に怒りをあらわにしている。

同日の朝日新聞デジタルでは、慰安婦問題について「済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消します」と、これまでの報道の一部を誤報だと認める記事を発表した。

百田氏はこれを受けて、Twitterで「朝日新聞がついに『吉田清治の嘘』を認めた。あまりにも遅すぎる!この30年の間にどれほどの国益が損なわれたことか!」と、誤報を認める朝日新聞の記事を紹介する投稿をした。

また、百田氏は「吉田清治のデタラメ証言を朝日新聞が報じてから30年。『朝日新聞は日本の良心』と思い込んでいる善良で間抜けな朝日新聞購読者が、どれだけこの嘘を信じてきたことか。虚偽とを認めるだけでなく、謝罪してほしい!」とも投稿している。

しかし、同時に「それでも『強制連行』はあったと言い張る。朝日に真の反省なし!」と、朝日新聞を一喝。「強制連行 自由を奪われた強制性あった」と題し同日に掲載された別の記事も紹介した。

この記事は、慰安婦問題を取り扱っており「日本の植民地だった朝鮮や台湾では、軍の意向を受けた業者が『良い仕事がある』などとだまして多くの女性を集めることができ」「インドネシアなど日本軍の占領下にあった地域では、軍が現地の女性を無理やり連行したことを示す資料が確認されています」などと報じたもので、最後には「共通するのは、女性たちが本人の意に反して慰安婦にされる強制性があったことです」と述べられている。

百田氏は「朝日新聞は決して反省なんかしていない。にもかかわらず、『吉田清治の嘘』を認めたということは、さすがにそうしないといけないくらい追い込まれているのだと思う。販売の落ち込みは相当厳しいのではないか」と分析している。


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