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ウェザーニューズはこのほど、8月〜9月における突発的かつ局地的に大雨や雷をもたらす"ゲリラ雷雨"の発生傾向を発表した。

ゲリラ雷雨は、大気の状態が不安定なときに局地的な地上付近の気温上昇や地上風の収束などによって上昇気流が形成され、積乱雲が急発達することで発生する。

今シーズンのゲリラ雷雨の発生回数は、太平洋高気圧の勢力が弱まる8月上旬〜中旬に全国的に増加することが予想され、最も発生回数が多いエリアは関東甲信であるという。8月〜9月の2カ月間で約625回発生すると予想している。

7月は、3連休の19日と20日に全国的にゲリラ雷雨となり、関東のウェザーリポーターからも大雷雨で道路が冠水したなどの報告が寄せられた。8月上旬〜中旬は、平年に比べて高気圧の勢力が弱いため、湿った空気や上空の寒気の影響を受けやすく、ゲリラ雷雨が多くなる見込みとなっている。

昨年と比較して8月のゲリラ雷雨発生回数は2割増を予想している。9月に入るとゲリラ雷雨の発生回数は次第に減少するが、彼岸の頃までは厳しい残暑で気温が高く、ゲリラ雷雨の発生する日もあるという。また、この時期は台風や秋雨前線の影響を受ける日が次第に増えるため、雷を伴う短時間強雨や大雨に注意が必要となる。

北日本のゲリラ雷雨の発生回数は昨年と同じかやや多くなる見込みで、ゲリラ雷雨のピークは8月上旬〜中旬を予想。この時期には太平洋高気圧の勢力がいったん弱まり、湿った空気や上空の寒気の影響を受けてゲリラ雷雨が発生しやすくなるという。昨年と比較した8月〜9月におけるゲリラ雷雨の発生回数は、北海道では同程度、東北では1.3倍程度になる見込み。

東日本では、ゲリラ雷雨発生回数は昨年と同じかやや多くなる見込み。ピークの時期は昨年より早くなると予想している。西日本のゲリラ雷雨のピークも8月上旬〜中旬で、発生回数は昨年と同じくらいになる予想。8月前半は太平洋高気圧の勢力が昨年ほど強くないため、湿った空気や上空の寒気の影響を受け、ゲリラ雷雨が発生しやすくなると見込まれる。

(フォルサ)