写真提供:マイナビニュース

写真拡大

主にブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、ウルグアイなど南米の国々で広く一般的な家庭飲料として知られる“マテ茶”。最近では健康や美容への効果効能の高さからアメリカでもよく飲まれているお茶のひとつにもなっている。

含まれる成分は“飲むサラダ”と呼ばれるほど、ビタミン・ミネラルに加え、抗酸化成分を豊富に含むのが特徴。カルシウムやマグネシウム、鉄、マンガン、亜鉛といったミネラル成分が煎茶やウーロン茶、紅茶と比較しても大量に含まれている。

また、マテ茶は生活習慣病の原因として知られる飽和脂肪酸の酸化を防ぎつつ、肉に含まれるアミノ酸はマテ茶のミネラルの吸収率を高める効果があることから栄養的に肉とも相性がよく、野菜不足と肉食化が進む日本人に最適な飲料だ。

さらに、マテ茶はポリフェノール含有量が大変多いことでも知られる。ワインの約1.5〜6倍、緑茶の約3倍のポリフェノールを含むと言われ、抗酸化能はそれぞれ約3.5〜5倍、約2倍とされており、老化防止効果も高い。

そのほか、マテ茶の抗肥満効果についても研究が進んでいる。デンマークのCharlottenlundメディカルセンターの肥満研究グループが行った、マテ茶、およびガラナやダミアナなどの植物抽出物の入ったカプセルを肥満患者に45日間投与を続けた実験では、体重が顕著に減少したことや、血清中の中性脂肪やLDL-コレステロールの濃度が減少することが動物実験により報告されている。

(神野恵美)