本田圭佑 (写真:DPPI/フォート・キシモト)

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2日放送、日本テレビ「Going! Sports&News」では、「本田圭佑 先発も酷評 ピンチ!? レギュラー争い」と題し、W杯を終えて所属するACミランに合流するもマンチェスターC戦では目立った活躍ができず、インザーギ監督へのアピールどころかレギュラー争いでも遅れをとる本田について、現地取材を行った様子を伝えた。

ミランでは思うような活躍ができていない本田は、レギュラーを争うことになるであろう元フランス代表ジェレミー・メネスの加入もあり、その立場が一層危ぶまれている。

同番組の取材に応じたガゼッタ・デロ・スポルト紙のマルコ・パソット記者は「インザーギ監督がミラン入りを強く望んだメネズ。彼は並はずれた能力を持っていて本田と同じポジションに入る可能性が高い」と話すと、「本田が監督の信頼を得るにはかなりのアピールが必要だ。現状でスタメンを選ぶとすれば本田は入れないだろう」と続け、本田のレギュラー獲りに厳しい見方を示した。

また、同じく同番組のカメラに登場したコリエーレ・デッロ・ スポルト紙のグアダーニョ記者もまた「現時点で本田のレギュラーの可能性は20%くらいでしょう」などと語っている。3日には米シャーロットでギネス・インターナショナル・チャンピオンズカップ第3戦=リバプール戦を迎え、W杯の疲労蓄積の影響もありベンチスタートの見方が強い本田。アピールするチャンスはいよいよ少なくなってきているが、レギュラー獲りを引き寄せるだけの活躍を見せることはできるか――。