kickctater で話題沸騰のうちにクラウドファンディングが終了した、自動追尾ドローン 『HEXO+』ですが、当初は出荷対象が「アメリカ・カナダ・オーストラリア・ヨーロッパのみ」だった事を覚えている方はいらっしゃいますでしょうか・・・?

その後、日本出荷が実現した際に、実は私こと FURU が暗躍していた事を・・・?

■そもそも自動追尾ドローン 『HEXO+ 』とは一体何なのか

昨今、マルチコプター(ラジコンの2つを超える数のローターを搭載した回転翼機)や、ドローンと呼ばれるラジコンヘリコプターは、とても高い飛行安定性を武器に、高品質な空中映像の撮影を可能にしており、現在、沢山のドローンが開発され、市場に出回っています。

そんな中、今回、新たに開発された、自動追尾ドローン『HEXO+』は、なんと、操縦者が、自ら操縦する事無しに、ドローン本体が対象物を自動で捉えて追尾を行い、オプションとして取り付けられたアクションカム(GoPro もしくは 360cam を想定)から、迫力有る映像を撮影することが可能という、恐るべき性能を持ったドローンです。

HEXO+ : Your Autonomous Aerial Camera
https://www.youtube.com/watch?v=sKy_Qa6lMU0

か・・・かっちょええ。欲しぃぃいいい!!

・・・当初、Kickstarterでのキャンペーンがスタートした時点では、ホームページ上で「アメリカ、カナダ、オーストラリア、ヨーロッパにのみ出荷」とはっきり書かれており、日本は出荷対象地域外でした。

したがって、当初は「ああ、面白いドローンが有るなあ。でも日本は出荷対象外だから関係ないや・・・。」と思われて投資をスルーされた方も多いかと思います。私も最初はそうでした。

■とりあえず気になる事は聞いてみよう

だけど、ずっと気になってはいました。

「・・・本当に日本出荷は駄目なんだろうか。実は今後予定があるんじゃないか?プッシュしてみたら、意外と何とかなるんじゃないか?」、と。

あきらめが悪いのは何時もの事です。

そこで、質問をしてみる事にしました。

勿論、私は英語はさっぱり分かりません。したがって、日本語の質問文の下に、google翻訳で英語に翻訳した英語を添えて、kickstater上で質問をしてみました。

●日本へ出荷予定は無いのですか・・・?

6/19に初めての質問をした所、以下の回答が帰ってきました。

勿論、返ってくる返事は全て英語なので、当方の質問及び先方の返事を全てgoogle翻訳で荒訳した概要を、超訳にて下記に記載します。

これで、なんとなくでも会話が成り立ってしまうんですから、良い時代になりましたねえ。google翻訳バンザイ。

<6/19>

FURU(以降 F )「日本でHEXO+を入手する事は出来ないのですか?」

squadone system(以降 S )「今の所予定は無いけれど、キャンペーン終了頃に、もしかしたら出荷出来る国の追加をするかもしれないので、メールアドレスだけ教えておいてね。」

・・・おぅ、なんか脈がありそうですね。

F 「日本の予定があるのですね。期待しています。あと、日本では『技適』という規制の制度があります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%80%E9%81%A9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF

日本に出荷する予定があるのならば、『技適』に対応する必要があると思います。」

いきなり核心に触れる質問をしてしまいました。だって、やっぱり違法な状態で使用するの嫌じゃないですか。此処のサイトにも体験レポート載せられないし。

その回答がこちら。

S 「我々はその日本の規制については知っています。日本の方の多くが、この商品を望むので有れば、それについてはうまくいくことでしょう。」

・・・さあ、この回答内容をどう捕まえるか。私の語学力≒google翻訳で理解出来るのはここまで(!!)

<6/20>

F  「着陸用の脚が無いみたいですが、ドローンの下にカメラをつけたら、着陸の時、カメラが地面にぶつかると思いますが、ドローンに脚を取り付ける予定はあるのでしょうか?」

これも気になる所ですよね。参考映像を見る限りでは、脚は付いていない様です。

S「着陸の為のシステムは存在します」

当時の回答は上記の通りです。その後、どうやら、脚は付くらしい事が分かりました。(確定かどうかは分かりませんが)

F 「羽などが壊れた際のスペアパーツを入手する事は出来ますか?自動追尾システムについては、後方からしか撮影出来ないのですか?」

参考映像を見る限りからは、被写体を後ろから追いかける映像しかありません。自分撮りシステムの時でもそうですが、自分の旋毛ばっかり写しても仕方ありません。たまには自分の顔を写したいですよね。

S 「スペアパーツについては、オンラインストアで販売します。被写体の撮影については、正面や上、背面だけでなく、側面の撮影をする為の飛行位置を指定出来ます。」

スペアパーツをオンラインストアで入手出来るそうなので、安心ですね。おそらく、本品と一緒に予めスペアパーツも揃える人は多いんじゃないかと思います。あと、色々な位置から撮影する事も可能な様ですね。凄いじゃないですか。

F 「バッテリの残量をコントローラー(操作用のスマートフォン)から知る事は出来ますか?」

飛行時間が約15分だそうですから、いきなりバッテリが切れて墜落するのは困ります。出来ればコントローラー(スマホ)に電池残量も表示して欲しいですよね。

S 「ドローンからコントローラーへ、電池の残量を含む情報はフィードバックされます。」

・・・だそうです。とりあえず安心ですね。

<6/22>

F 「私以外から、日本からの投資はありますか? 現在、日本には出荷しないとの記述がkickstaterの説明にあるので、日本人は、それを見て、投資をあきらめる人が多いと思います。kickstater上で『日本への出荷も検討しているよ!』と声明を出して貰えれば、日本からの投資も増えて、日本への出荷も出来る様になりますよ。この商品は、とても日本人好みの製品ですからね。 」

ちょっとプッシュしてみました。

S 「貴方がもしHEXO+を欲しい!と言ってくれる人を何人か紹介してくれるなら検討します。」

うーん、自分撮り(ぼっち撮り)をテーマに記事書くくらいの私ですから、あまり友達居ないんっすよ−。

F 「各メディアに、HEXO+の事を紹介して回りますので、kickstater上で『日本からの申し込みが多ければ、日本への出荷も検討します』 という案内掲載を希望します。」

・・・とここで、各ガジェット系サイトにかたっぱしから、HEXO+について連絡して回りました。

(ここで気が付きましたが、いくつかのガジェット系サイトは、「ネタ募集」という記載は有りましたが、連絡先のメールアドレスが書いていなかったり、書き込み用のフォームに文字を入力しても送信出来ない、というケースが何件かありました。各サイトの運営者様、今一度ご確認を。)

この後、いくつかのガジェット系サイトで、『HEXO+』が紹介されました。

F 「HEXO+について、各メディアに連絡して回り、一定の成果が出ました。」

S 「サンキュー!現在、日本へ出荷出来るかどうか検討中です」

・・・おっと、風向きが変わってきましたねぇ。

そして6/25。

https://www.kickstarter.com/projects/sqdr/hexo-your-autonomous-aerial-camera/posts/889435?ref=dash

japan

正式に日本向けへの出荷が公表されました。

●createrとbacker(投資者)同士が忌憚なく意見を交換出来るkickstater

kickctaterは、システムの標準機能として、『creater』と『backer』と呼ばれる『支援者』同士が、お互い意見を語り合える掲示板や、直接メッセージのやり取りを行う事の出来るメッセージ機能が備わっております。

HEXO+に限らず、多くのcreaterは、質問をすれば、割とすぐに返事をくれる方が多い様です。両者の距離が非常に近い。

忌憚ない、前向きの意見や提案をcreaterに送ってあげれば、内容によっては、createrはその提案を受け入れ、より良い商品やサービスへフィードバックされる事が期待出来ます。

・・・かつては株式市場がその様な側面を持っていたんじゃないかと思います。

今や、株の世界は、単なるマネーゲームの世界に成り下がってしまいました。

しかし、個人が少額の出資を行い支援をして、企業や商品を育てていく、全く新しいシステムの様なクラウドファンディングは、その根底に、旧来からの極めて基本的な資本主義の根幹に通ずる物が有るのかもしれません。

kickstaterはあくまでも「出資」をするシステムです。単なる新商品を安く買えるシステムではありません。商品の入手も保証されている訳ではありません。

あくまでも、リスクを承知でその商品の企画と発想に惚れ込み、createrと共に、その商品を育てていく気持ちと覚悟があるのであれば、金銭的に無理をしない範囲で『出資』を行い支援をして、生暖かく見守っていくのも、意外と悪くないのではないでしょうか。

(『出資』に於いては、kickctater の趣旨上、あくまでも自己責任となります。ご了承下さい。)

・・・続く。

※HEXO+の記事の執筆に当たっては、商品は個人で自腹で出資後、squadone system様から執筆の承諾を頂いております。

※この記事はガジェ通ウェブライターの「FURU」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?