ブラジル訪問中の安倍首相、日本で活躍した元サッカー選手らと会談

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 8月1日、ブラジルを訪問中の安倍晋三首相の会合に、ブラジル代表の新監督に就任したドゥンガと、元日本代表監督のジーコが出席したことを現地メディア(「オ・グローボ」、「ESPN」同日づけ、電子版など)が伝えている。

 安倍首相との会談はブラジリアにあるホテルで開催された。会談には、横浜フリューゲルスをはじめ日本でもプレイしたことがあるセーザル・サンパイオ、1982年のブラジル代表選手オスカー、アルシンド、ビスマルクなど、他にも、日本で活躍した経験のある元サッカー選手たちが参加していたという。ドゥンガ新監督もジュビロ磐田で活躍した経験を持っている。

 ドゥンガとジーコは安倍首相に、ワールドカップブラジル大会で使われた公式ボール「ブラズーカ」を手渡した。安倍首相はドゥンガ新監督に、背番号8の日本代表のユニフォームを贈ったという。

 この会談の後、安倍首相は外務省でジウマ大統領と会談を行った。

 また、「オ・グローボ」はドゥンガ監督に対して、ジュリオ・セーザルとフレッジの代わりをすでに用意しているのでは? と質問。ドゥンガは「彼らを呼ばないなんて誰が言った!?」と否定したという。

(記事/MEGA BRASIL、文/麻生雅人)