せっかく作った「食べない」巨大コロッケ、ネット上から「食えよw」と総ツッコミ

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北海道・厚沢部町で開催された「あっさぶふるさと夏まつり」で、去る7月26日、特産のジャガイモを使用した巨大コロッケ作りが行われた。このコロッケ、ジャガイモ300kgに卵10kgを使用した、まさに"巨大"な一品で、直径2.1メートルにも及ぶサイズとなっていたことから、揚げる際にはクレーンを使用し、コロッケを上回るほどの大鍋で仕上げたという。

しかしこの巨大コロッケ、食中毒への懸念から、食べることはなく、詰めかけた見物客には、小さなサイズのコロッケが配布されたという。そのため、ネット上では、

「食えよwwwwww」
「食い物で遊ぶなw」
「食えるものを作りなさい」
「食べるからコロッケなんだ 食わないコロッケはコロッケじゃない」
「そもそも感覚が違うんだろうな 「たかが300kg」って風に 受け止め方はそれぞれだけど」
「家畜に与えるんじゃないのかな」
「巨大コロッケに使用するはずだったじゃがいもを配布のほうがいいです」
「廃棄用のじゃがいもと卵使ったんじゃね? さすがに商品をこんな事に使わんだろう。いくら大量に生産できると言っても商品なら批判くらうのが目に見えている」

...と、思わぬ批判が。たしかに、昨今では食材を使った企画は批判が出やすいため、テレビ番組でも「残りはスタッフが美味しく頂きました」などのテロップが付記されることが通例化している。無論、それが見物客の健康に配慮した形でのものであることは理解できるが、ネット上で巻き起こったこの思わぬ批判も、当の巨大コロッケがなくなった後だけに、主催側はもはやお手あげの状態と言ったところかもしれない。

文・藤井一成