日経平均チャート(日足・1年)*チャート画像をクリックすると最新のチャートがご覧になれます。SBI証券HPより

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 28日(月)、日経平均は一時1万556.62円まで上昇し、遂に4日の1万5490.37円を上抜きました。また、終値は1万5529.40円でした。これは1月23日1万5695.89円以来の高水準です。終値で1万5500円台回復も1月23日以来のことです。そして、29日前場の日経平均は上げ幅を拡大し、ザラ場中としては1月23日以来、約半年ぶりに1万5600円を上回りました。

 しかし、活況相場とは言い難いです。例えば、東証1部の売買代金は、28日まで、活況の目安とされる2兆円を18営業日連続で下回っています。このため、4日高値を上抜けたからといって、日経平均の上昇ピッチが加速するような状況にはなっていません。また、ボリュームを伴った上昇ではないので、売り方の恐怖心も、それほど強まっていないことでしょう。だから、強烈な踏み上げにはならないwww

VIは低水準。急激な上昇にはショートポジションを

 日経平均ボラティリティー・インデックス(日経平均VI)は28日時点で15.29です。約7年半ぶりの低水準の14.00を付けた17日よりは上昇したとはいえ、低水準に変わりはありません。

 なお、日経平均VIは、投資家が日経平均株価の将来の変動をどのように想定しているかを表した指数です。VIが高いほど投資家が今後、相場が大きく変動すると見込んでいることを意味します。逆に低いほど、相場の変動は小さいと見込んでいるといえます。とりわけ、暴落局面ではVIが恐ろしいくらい急騰します。ですから、一般的なVのような指数は投資家(買い方)の(下げに対する)恐怖心の大きさを示します。

 つまり、多くの場合、VIがボトム・アウトし上昇すると、日経平均はピーク・アウトします。ですから今後、VIが急激に上昇するようなら、日経平均の急落に備えるべきでしょう。ですが、これが急激に上昇しないうちは、相場の急落の可能性が低いため、日本株については、「買いで攻める」べきです。

 もちろん、需給は一夜にして急変します。とりわけ、暴落は多くの場合は欧州発であり、大抵の日本人が安眠を貪っている間に、海を渡って、やってきます。ただまあ、そんなことばかりを心配していたら、日本株なんてものを持ったまま安心してスヤスヤと寝ていられません(笑)

 ただし、VIが急激かつ、継続的に上昇するようになったら、成り上りたいあなたは、決して、株を持ったまま寝てはいけません。

 その場合は、原則としてショート・ポジション(プット・オプションの買い、225先物の売り建など)を抱えたまま、寝ないといけません。間違ってロングを抱えて寝たら大変なことになります。

 VIが急激かつ、継続的に上昇する投資環境では、日本人の株式への投資資金(ロング・ポジション)は夜の間に確実に溶け続けます(笑)そして、寄り付き前には、既に「顔は真っ青、損益は真っ赤」みたいな状態になっているはずです(笑)

ミクシィとCYBERDYNEが相場の体感温度を高めた

 ところで、29日前場の日経ジャスダック平均株価は6日続伸し、連日の高値更新です。28日終値は前週末比6.20円高の2221.25円と、連日で年初来高値を更新し、2007年2月27日以来、7年5カ月ぶりの高値を付けました。このけん引役は、またしてもミクシィ(2121)です。同社株は、株式分割考慮後の実質的な上場来高値を更新し、売買代金は東証1部市場を含めた全市場で首位でした。

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