★アメスポ事件簿159★

 テネシー大学時代にネイスミス賞(※)など個人タイトルを総ナメし、2008年のドラフト全体1位でロサンゼルス・スパークスに入団したキャンデース・パーカー(28歳)。ルーキーイヤーに新人王とMVPを受賞し、北京五輪ではアメリカ代表として金メダルを獲得するなど、WNBA界のスーパースターだ。

※ネイスミス賞=大学バスケットボール界で最も活躍した選手に贈られる賞。

 しかし、そんな輝かしい栄光に傷が付くような事件が起きた。ロサンゼルス市内でクルマの接触事故に巻き込まれたパーカーは、数時間後に練習場所として使用している大学のキャンパスを歩いていると、事故を起こした男性と再び遭遇。ふたりはその場で口論となり、193cmのパーカーが175cmの男性に対して「痛めつけてやる」と脅迫したというのだ。

 警察の取り調べを受けたパーカーは「脅していない」と反論するも、男性は「高圧的な態度に恐怖を感じた」とコメント。パーカーの兄・アンソニー(39歳)は、1997年のドラフト1巡目でニュージャージー(現ブルックリン)・ネッツから指名を受けた198cmの元NBA選手で、夫のシェルデン・ウィリアムス(30歳)も2006年ドラフト全体5位でアトランタ・ホークスに入団した206cmのパワーフォワード。彼らファミリーも集まってくれば、その男性はさらに恐怖を感じることだろう。

三尾圭●協力 text Mio Kiyoshi