今回取り上げるのは、ファッションモデルで女優の比嘉愛未。7月スタートのドラマ『GTO』(フジテレビ系)では、ヒロイン・藤川ほなみ役を演じている。

 頬骨の張りが強く、眉も吊り気味で、強情で我の強い一面を持ちながら、鼻相と口相が弱く、眼光も柔らかくて、強弱のバランスが取れている。
 性ホルモンタンクの臥蚕(下瞼の睫毛が生えている部分)の張りが良く、田宅(上瞼)の肉付きも厚く、性感は申し分ない。やや眼球が出ていて色情旺盛。【淫乱度】は「3」と観る。
 上瞼の目頭部分のラインが切り立っているのは、素直で邪心のない性格を示す。性愛に対しては、一途ながら、恋敵を蹴落としてでも-という強引さがないため、プラトニックラブや悲恋に縁の多い女相だ。

 素のときの口は小さめで、口相に勢いがなく、(それを補填する)鼻相もおとなしくて、金甲(小鼻)の張りも弱いときて、生命力・スタミナには欠ける。【絶倫度】は「2」。
 ただ、その口が、笑ったときに大きく横に広がるのは好相で、ベッドでは感情・反応ともに豊かだ。
 目と目の間が狭いのは、締まりの良い膣道を示す名器相の一つ。しかし、(先天的名器を示す)耳の穴の手前にある切れ込みが広めで、(後天的名器を示す)口元の肉付きも格別良いとは言えず、【名器度】としては「3」寄りの「2」。
 すっきりした口元があげまん要素ながら、眉が吊り気味で、金甲が乏しく、最も重要な眼形もあげまん相とは言えず、【あげまん度】も「2」。

 彼女は眼光に余計な媚や淫蕩さがなく、他に際立った尻軽相もない。ただ、気になるのが(ドラマ『GTO』の画面で観ると)両目とも白目を横に貫く赤脈が走っていることで、これは(一時的な相の場合がほとんどとはいえ)浮気相の一つだ。
 また、彼女は笑ったとき、目尻のすぐ上に(目尻のシワとは別に)短くシワが入る。目尻は相学では妻妾宮の別名があって、夫婦や恋人との関係が現れる重要な部位。ココに(広い意味での)キズが現れるのは、性愛の乱れが凶をもたらす暗示だ。
 トータルで観て、【尻軽度】は「3」となった。

 彼女は目鼻の寄った険相で、鼻筋も尖っていて、生来の気性は神経質で、癇性なところがある。一方で、額が広く、上瞼の目尻ラインが下がっていて、柔和で寛い心の一面もある。
 また、右側の鎖骨部分に目立つホクロが二つあって、これは如才のない、交際上手の相。異性に対しても、性愛抜きで好感を持たれやすい。
 彼女の場合、強くない口相と鼻相が(がっつかず、穏健ゆえに)、結婚や仕事面で結果的に良い方に作用すると観る。

【劉飛昶プロフィール】
劉飛昶(リュウ・ヒチョウ) 観相学・東洋運命学・心理学などを独学。セクソロジーにも通じ、女相から性感の特徴などを観極め、現代にフィットした〈新〉淫相学の研究に取り組む。淫相学とは、観相術の中でも男女の交わりに主眼をおいた観法の総称。