写真はYoutube「le tour de france rider Kevin Reza picks up my helmet cam」のキャプチャ

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ツール・ド・フランスの熾烈なレースの真っ最中に、選手がコース上で拾ったカメラで延々と自撮りした大迫力の映像が話題となっている。

自転車レ―スでは有名なファンとして知られるオレンジソックス(Orangesokz)さんが、頭に装着していたカメラがコースを通過した選手に接触し落下。しかしこのカメラを、走行中のヨーロッパカー所属のケビン・レザ選手が拾い上げ、結果的に選手目線の大迫力映像が記録された。



レザ選手らの集団が凄まじいスピードで駆け抜ける姿をはじめ、コースの風景や美しい空……そして数分後にサポートカーにカメラを渡すまでの一部始終が撮影されており、オフィシャルでもなかなか観られないレア映像となっている。

近年、様々なスポーツの場でカメラの自撮りが選手を巻き込む事件が起きているので、観客には十分な注意を喚起したいところ(実際この映像でも選手が意図的にカメラに肩をぶつけたようにも見える)だが、奇跡的に一流選手がカメラをピックアップしたことにより撮影されたこの映像は当然ながら大きな反響を呼んでいる。

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