『アクト・オブ・キリング オリジナル全長版』より

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ジョシュア・オッペンハイマー監督の映画『アクト・オブ・キリング』の「オリジナル全長版」が、8月9日から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムで公開される。

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今年4月に日本公開された『アクト・オブ・キリング』は、1960年代のインドネシアで密かに行われた100万人規模の実行者で、現在も「国民的英雄」として同国で暮らす人々が、当時の虐殺行為を自らカメラの前で演じる様子を捉えたドキュメンタリー。『アカデミー賞』の長編ドキュメンタリー部門にノミネートしたほか、『ベルリン映画祭』エキュメニカル審査員賞、観客賞、『英国アカデミー賞』最優秀ドキュメンタリー賞、外国語映画賞を受賞している。

「オリジナル全長版」は、劇場公開時にカットされた40分以上のシーンを含む2時間46分の作品。劇中で嬉々として過去の殺人行為を再現して見せた加害者たちの日常風景や、政府が制作したプロパガンダ映像などが追加されているという。

なお、「オリジナル全長版」の公開を記念して、シアター・イメージフォーラムでは8月9日から特集上映『特集・悪の正体〜人間のダークサイドを見つめるドキュメンタリー』を開催。同作に加え、原一男監督の『ゆきゆきて神軍』と松井稔監督の『日本鬼子<リーベンクイズ> 日中15年戦争・元皇軍兵士の告白』が上映される。