ジャクソン監督が“変装”語る「6歩以上は歩けない現実があるんだ」。

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「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピーター・ジャクソン監督が、変装してコミコンに紛れ込んだようだ。

ジャクソンは7月26日(土)にサンディエゴで行われたコミコンに、悪のジェスターの姿で参加したことで、一緒に写真を撮ってもらおうともみくちゃにされることもなく会場内を散策できたと明かしている。

ジャクソンは「僕は自分に“秘密の身分”を与えたんだ。それで悪のジェスターになったんだよ」「僕のジェスターの衣装は本当の身分を隠すのにとても成功していたから、何人かに一緒に写真を撮ってくれないかと頼まれたくらいだったんだ。だから僕もそうしてあげたよ」と説明している。

また、ジャクソンは変装なしで会場を訪れたらファンに囲まれてしまうため、今回の変装が必要であったと振り返っている。

「今の僕にはある種の現実があるんだ。6歩以上は歩けないっていうね。それ以上行くと自分撮り写真を頼まれるだけで、ほかのことは何もできなくなってしまうんだよ。昔はみんな何かにサインしてと頼んだものだし、半分くらいの人たちは緊張して頼めないくらいだったよね。でも今はむしろ攻撃的でさえあって、自分たちのネットのページに載せるためのトロフィーとして扱われている感じなんだ。自分たちの携帯に写真を記録するっていう社会的なクーデターさ。それがすべてを変えたんだ。6歩行ったらもうそれ以上は歩けないんだよ」

そんなジャクソンはJ・R・R・トールキンの小説「指輪物語」「ホビットの冒険」などを監督として6作映画化しているものの、トールキンの死後に発表された「シルマリルの物語」の映画化に対しては悲観的な見解のようだ。

「トールキンの遺産管理団体が映画の権利を所有していて、映画化について一切興味を示していないんだ。それが今の状況だよ。ワーナー・ブラザースが映画化の権利に向けて遺産管理団体へ支払える金額はないんだよ」