[10.3 AFC U-16選手権準決勝 日本5-1イラク イラン]

 イランで開催中のAFC U-16選手権に出場しているU-16日本代表は3日、準決勝でイラクに5-1で快勝し、3大会ぶりの決勝進出を決めた。3大会ぶり3度目のアジア制覇を懸け、6日の決勝ではウズベキスタンと対戦する。

 準決勝進出を決め、2013年にUAEで開催されるU-17W杯への出場権を獲得した日本。世界への切符を獲得し、次はアジアの頂点を目指し、準決勝でイラクと対戦した。前半8分、細かいパス交換から最後はDF大西勇輝(京都U-18)が先制点。さらに同17分にはMF北川航也(清水ユース)が自ら縦に仕掛けてPA内右から右足を振り抜き、豪快にニアサイドを破った。

 2-0とリードを広げてからはなかなかシュートシーンをつくれず、イラクの反撃に遭う時間もあったが、守備陣が粘り強く我慢した。後半13分にセットプレーから1点を返されるが、若き日本代表は気落ちすることなく追加点を狙う。直後の後半15分にMF三好康児(川崎F U-18)、同16分にはDF佐々木渉(F東京U-18)がPA内に進入し、果敢にシュート。ここは相手GKの好セーブに阻まれたが、その後も攻撃の手を緩めなかった。

 後半22分、右サイドを突破した北川のマイナスの折り返しをMF渡邊凌磨(前橋育英高)がPA手前から右足ダイレクトでゴール左隅に流し込み、3-1。1分後の同23分には三好のスルーパスに抜け出した佐々木が右足で試合を決定づける4点目を奪った。さらに後半42分、北川の直接FKをGKが弾いたところに詰めたMF鈴木徳真(前橋育英高)がPA内で倒され、PKを獲得。これを北川がゴール左へ落ち着いて決め、5-1とダメを押した。

 試合はそのまま5-1で終了。今大会初先発で貴重な先制点を決めた大西は「今まで全然(試合に)出れてなくて。やっと出れて、結果を出したいと思っていた。一番いい結果を出せてよかった」と笑顔。ウズベキスタンとの決勝へ「自分たちが目指してきたファイナリストになった。アジアチャンピオンになって日本に帰りたい」と意気込むと、2得点の北川も「アジアチャンピオンと世界チャンピオンという2つの目標がある。次勝てば目標を一つ達成できる。チームでがんばっていきたい」と、3大会ぶりのアジア制覇を誓っていた。


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