ゾンビ!エロ!ギャグ!映画『Z〜ゼット〜』に鬼才・相原コージも「かっこいい!」
 熱狂的な人気を誇り、特にサブカル好き女子から絶大な支持を得てきたギャグ漫画の鬼才・相原コージさん。これまでも「コージ苑」や、OVAやゲームにもなった「かってにシロクマ」、傑作と名高い「サルでも描けるまんが教室」(竹熊健太郎と共著)など数多くの代表作を生み出してきました。

 そんな相原さんが初めて手がけたゾンビ作品「Z〜ゼット〜」が映画化。『Z〜ゼット〜 果てなき希望』公開を記念して、相原さんに単独インタビュー! 特別に読者の方へとイラスト&サインもおねだり。その場で描いていただきました。プレゼントもあります!

 相原さんの原作を、『リング0〜バースデイ〜』の鶴田法男監督の手により映画化した本作。突如、Z(ゾンビ)が出現した世界を舞台に、ゾンビとの壮絶な闘いを、ユーモア(&ちょいエロ)を交えて描くパニック・ホラーです。

 相原さんの原作コミックは時系列をバラバラに配置したオムニバスですが、映画では原作でも人気の、なぎなたを振りかざし、ゾンビを倒す少女・戸田(川本まゆ)を主人公に、女子高生のあかり(木嶋のりこ)や幼なじみの親友・恵(田中美晴)らとの交流と共に物語が展開します。

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◆ゾンビは一旦死んでいるのに 脳を撃たれてまた死ぬのはおかしいなと

――製作サイドにこれだけは守って欲しいとお願いされたことは?

相原:基本、お任せだったんですが、一応、「Z」は普通のゾンビとは違って、頭を撃っても死なないし、手だけ指だけになっても動いているので、そういう僕が作った世界観は壊さないようにしてほしいと。

――脳をやられても動いているというのは、相原さんが原作を書かれたときにあえてそう設定したそうですが、その理由は?

相原:ゾンビものの基本ってやっぱりジョージ・A・ロメロの作品が基になってると思うんです。僕が好きなのもあの辺。でもロメロ原理主義でもなくて。なんで頭を撃ったら死ぬのかなと、ずっと思ってたんです。映画として観たときに頭が破裂するというのは衝撃的な画でいいと思うんですけど、でもなぜそれで死ぬんだろうって。

一旦死んで蘇ったものがゾンビなのに、心臓を撃っても死なないのが、頭を撃つともう一回死ぬ。それはなんだかおかしいなと。何をしても死なないって考えたほうが自然なんじゃないかなっていう。

――そういわれるとそうですね。映画の主人公は原作でも人気キャラの戸田で、原作とは違ってアイパッチをつけています。

相原:最初、アイパッチを着けることにしましたって聞いたときは、なんで?と違和感があったんです。ただ、実際に作品になって観てみるとよかったですね。あ、かっこいいなって。

戸田は漫画を書くときに苦労したキャラクターで、できるだけ人間としてリアルに描きたいんだけど、言葉遣いとかで、こんな女子高校生っているのかなとか思いながら描いていたところがあったんです。それが映画では吹っ切った感じで描かれていたので、それはそれで魅力的だなと感じました。

――川口さんが演じられているのをご覧になった感想は?

相原:さすが空手(極真空手黒帯・居合(無外流1級)の持ち主)を習ってただけあるなと。動きが非常にかっこよかったです。

◆僕もゾンビメイクをして 単独で登場もしています!

――川口さんには実際に現場でも会われたとか。

相原:そのときなんですけどね、僕、ちょっと出演もさせてもらったのでゾンビメイクをしてたんですよ。ちょっと出演もさせてもらったので。目にゾンビ用のコンタクトも入れてたんだけど、これが瞳孔の中心部分が非常に小さい。僕は普段から視力が悪いし、ほとんど見えない状態だったんです(苦笑)。