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内閣府政府広報室が運営する政府広報オンラインはこのほど、「危険ドラッグ(脱法ハーブ)」の恐ろしさを伝えるインターネットページを公開した。

○麻薬や覚せい剤以上に有害になっている脱法ハーブ(危険ドラッグ)も!

同ページは、「合法といって売られている薬物の 本当の怖さを知っていますか?」と題し、乱用者自身の心身を損なうばかりか、他人を巻き込んだ痛ましい事件が頻発している「脱法ハーブ(危険ドラッグ)」の実態と恐ろしさを啓発する内容になっている。

「カイジ」「アカギ」などの作品で知られる漫画家、福本伸行氏の描き下ろしオリジナルマンガなどで、合法といって売られている薬物を乱用することの怖さを訴える。

○「一度だけなら」「危なくないから」はウソ

危険ドラッグ(脱法ハーブ)は、「ハーブ」や「お香」「アロマ」「バスソルト」など、一見すると人体に無害な製品を装いながら、実は極めて有害な薬物だという。繁華街にある店舗や自動販売機、インターネットなどで販売されている。

それらの多くは、麻薬や覚せい剤とよく似た成分が含まれていながら、化学構造の一部を変えることで「麻薬や覚せい剤ではない」「だから法律に触れない」として売られてきた。しかし、実は麻薬や覚せい剤と同様の作用をもたらすばかりか、化学構造を変えたために麻薬や覚せい剤以上に有害になっていることがある。

実際にそれらを吸ったり飲んだりしたことで、意識障害や嘔吐(おうと)、けいれん、呼吸困難などを起こして重体に陥ったり、死亡につながったりする事件が起きている。さらに、薬物を乱用した状態で自動車を運転して他人を巻き込む事故も発生している。

また、たとえそうした事件を起こさなくとも、それらの薬物乱用は「依存性」を持ちやすいため、自分の意志だけでは乱用をコントロールできなくなり、乱用を重ねて自らの身体と精神を破壊してしまうことが多い。ちょっとした好奇心や先輩・友達などの誘いにのって「1回なら大丈夫」「その気になれば止められる」と、一度薬物に手を染めると、本人の意志や家族の力だけで薬物を断つことは非常に困難だという。

政府は、このような危険ドラッグについて、薬物乱用から身を守る、5つの「ない」(近づかない・持たない・もらわない・買わない・使わない)を提言している。

(エボル)