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いつも綺麗でいたい、いつまでも綺麗でありたい、と女性なら誰しも願うことです。ただし、綺麗でいるためには相応の努力が必要なのは皆さんもご存じの通り。

ではなぜ、女性たちは「綺麗でいたい」と願うのでしょうか? それは、「異性からより良く見られたい」ことと、ある意味で同義語のはず。仕事上、多くの女性たちと接する機会があり、その女性たちを観察していると分かることがあります。恋愛や結婚生活が上手く行っている女性は、とても輝いて見えます。外見的な部分はもちろん、心の持ち様も違います。何もかもが前向きな感じさえします。

――閑話休題。今回の「女性が美容にかけているのはいくら?」へと話を移すこととします。

私たちのもとにカウンセリングに来られる女性に対して、その人の恋愛観、価値観、人生観などを推し量る材料とするために、事前に様々なアンケートを行っています。その中の設問の一つに「1カ月で美容にかけている金額はいくら?」という項目があります。その回答額は平均で「12,366円」でした(有効回答数:267件)。

この金額は、「美容室に行く」、「不足した化粧品を買い足す」、それくらいの金額であろうと推察できます。ネイルアートや、睫毛(まつげ)エクステを施したりすれば、この金額では到底足りません。また、有名ブランドの基礎化粧品を揃えるのにも少々足りません。

ですが、現在では、化粧品専門店で購入しなくても、駅前の薬局や、家電量販店などでも手頃な価格で化粧品を手に入れることができます。手頃な金額であっても、効能は高級品と比べて遜色のないものもたくさんあります。多くの高機能な製品が手頃な価格で溢れていて、インターネット等で多くの情報を手に入れられるからこそ、女性たちの目も肥え、自分に合ったメイクや美容法を簡単にかつ上手に選ぶことが可能となっているのです。

欧米の男性からすると、日本人女性はとても魅力的に見えるといいます。これは、身体的(遺伝的)特徴やファッションなどの外見のみならず、日本の女性たちの「美」に対する意識が欧米の女性に比べて高く、普段でもきれいでいようとする姿勢が、欧米の男性に支持されている理由かもしれません。

美容にかける金額の多寡に関わらず、日本人女性らしく常に「美」を意識することは、自然と恋愛体質を作ることに貢献します。また、平穏な結婚生活を長く持続させるためにも必要なことだと思います。

(※画像は本文とは関係ありません)

○執筆者プロフィール : 坂田 陽子(さかた ようこ)

福岡県生まれ。20代の半ばから恋愛・夫婦問題に関するカウンセリングを開始する。その相談件数は年間1万件以上。多くの案件を解決した経験から独自の恋愛論を展開し、各メディアで人気に。現在では、経験を活かし、結婚相談所「ブライダルジャパン」と社会人サークル「東京アクティビティ」を主宰している。これまでに、多数の出逢いと成婚を手がけ、30代女性の成婚率においては90%以上を誇る業界屈指の恋愛カウンセラーである。

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(坂田陽子)