映画『野火』より

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塚本晋也監督の最新作『野火』が2015年に公開される。

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大岡昇平による同名戦争文学を原作にした同作。第二次世界大戦末期のフィリピン戦線を舞台に、田村一等兵の視点から戦争の恐ろしさを描いた作品になっている。監督・脚本・編集・撮影・製作を務める塚本が主演するほか、リリー・フランキー、中村達也が出演。塚本監督は、20年前から同作の構想を練っていたという。なお、原作小説は1959年に市川崑監督により一度映画化されている。

同作は、8月27日から開催される『第71回ヴェネチア国際映画祭』メインコンペティション部門への正式出品が決定。受賞作品は9月6日に発表される。

【塚本晋也のコメント】
20年前から構想し続けた作品でベネチアに参加出来ることを嬉しく思います。戦争の恐ろしさを描いた大岡昇平さんの原作小説の映像化は国内での製作は困難を極め、なかなか出資者が集まらず、結果、自主製作することになりました。そんな作品が最古の映画祭のコンペティション部門に選ばれたこと、なおかつ、この時期に世界に発信出来ることの意義をひしひしを感じています。