教室でベビマを体験するママと赤ちゃん

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「ベビーマッサージ」をご存知だろうか。文字通り赤ちゃんに対して行うマッサージなのだが、ここ数年のうちに子育て中のママの間で流行し、すっかり一つの習い事、もしくは習慣として定着しているのだ。それにしてもなぜ赤ちゃんにマッサージ……と思う男性読者は少なくないはず。そこで今回は、ロイヤルセラピスト協会が指定するベビーマッサージスクール「ハッピーアイスクリーム」の宮森渚朝さんに詳しく話を聞いた。

「愛情ホルモン」が分泌され、癒しの効果

 そもそもこの「ベビマ」、実は世界中で大昔から存在していた。日本でも、江戸時代から「小児按摩」という形で行われていたそう。しかし、19世紀末にイギリスで起きた産業革命を機に女性の労働力が必要となり、赤ちゃんを早く自立させる「触れない育児」が推奨され、一度は衰退した。

 日本にも、第二次世界大戦以降に触れない育児が流入。ママが抱っこばかりしていると、赤ちゃんに抱き癖が付いて甘えん坊に育ってしまうと言われる風潮が起こり、マッサージも行われなくなった。

 この流れが見直されたのは、欧米で行われたある調査によるものだった。それによると、子どもが立って歩けるようになるまで、欧米や日本では平均で12〜14ヵ月かかるが、ベビマが習慣として根付いているアフリカ・ウガンダではそれがたったの8ヵ月。先進国よりも発展途上国の方が赤ちゃんの発育が早いことに気づき、親と赤ちゃんのスキンシップが多い方が赤ちゃんの発育は促されるということが再認識されたのだ。こうしてベビマは再び浸透し始めた。

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