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好きな女の子とお近づきなりたい! 男子ならみんなそう考えているはず。かくいう筆者も男なので、ご多分に漏れません。 だがしかし、女子にお近づきになるチャンスがなかなかないんですな、実際。非モテへたれ男子代表の筆者ともなると、女の子と何を話せばいいのかわからず、30秒で会話が途切れてしまうことも日常茶飯事であります。

そこで考えました、一生懸命考えました。女の子が喜び、会話もスムーズに運ぶグッドな話のキッカケはないものか、と。そんなふうに物思いにふけながらネットサーフィンに勤しんでいると、「パパブブレ」なるキャンディーショップを発見したのだ。

こ、これだ! かわいいキャンディーをさりげなくプレゼントすれば、好感度もアップするはず! しかも、好きな文字を入れたオリジナルキャンディーまで作れるという。これは完全に会話のネタになるパターン。てゆーか、この文字で想いを伝えたらいいんじゃないだろうか!! キタコレ! さっそく意中の相手、A子ちゃんにプレゼントするっきゃないんじゃないだろうか!

○世界中で愛されるパパブブレのキャンディー

スペインのバルセロナが発祥のパパブブレは、世界16カ国で展開し、2005年には日本第一号店となる中野店(東京都・中野区)がオープン。国内には他にも渋谷店、横浜店、大丸東京店、新宿ルミネエスト店の計5店舗がある。今回はJR中野駅から徒歩15分ほどの薬師あいロード商店街にあるパパブブレ中野店に行ってみた。

店内に一歩入った瞬間、キャンディーの甘い香りが漂ってくる。それもそのはず、パパブブレでは職人がキャンディーを作っているところを間近で見ることができるのだ。スタッフによると、「お店全体をショーのようにしてお客さんに楽しんでもらうのがパパブブレのこだわり。目で見て、鼻で嗅いで、耳で音を聞いて、舌で味わう。キャンディーを五感で感じていただくことをコンセプトにしています」とのこと。素敵すぎる。

○まるで魔法のようにキャンディーが!

今回頼んだのはロリポップ(ペロペロキャンディー)の文字入れだ。Sサイズ(600円)だと英数字を1文字入れることができ、Mサイズ(1200円)だと3〜4文字、Lサイズ(2800円)だと7〜8文字入れることができる。まずは店頭で土台を選び、文字の色や内容などを事前に予約する必要があり、実際に受け取ることができるのは予約してから3日後ぐらいになるそう。では、そのキャンディー作りを見せてもらおう!

まず、職人さんが持ってきたのは大きな寸胴鍋。中には160℃にもなるドロドロのキャンディーの元が入っており、これを冷たい鉄板の上に流し込んでいく。

そして、食用色素や酸味のもととなる粉を投入。色がついたものがキャンディーの外側、酸味のある白い部分が内側になるという。「日本人の舌はすごく繊細なので、酸味と甘みのバランスを1つひとつ、どの絵柄でも違うようにしています。さらに、その日の気温や湿度によって調合も変えているんですよ」と職人さん。

酸味のある方のキャンディーに職人さんが巧みに空気を含ませていく。こうすることで口どけが良く、サクサクとした食感のキャンディーになるらしい。そして、色のついたキャンディーも"赤と青を混ぜて紫"のように様々な色を作って、丹念にこねていく。これで宝石のような輝きが生まれるとのこと。みるみる色が変わっていくさまは、まるで魔法のよう! そして、これらを海苔巻きのように丸め、細く伸ばして渦巻き状に巻いていけば土台は完成!

もちろん文字入れも職人さんの手作業。今回は「THANK YOU」の文字をオーダー。はい、「I LOVE YOU」にする勇気はありませんでした……。職人さんが極細の飴を折り曲げて、一文字一文字、丁寧に作り上げていく。そして、文字を土台にくっつければ完成だ。

「結婚する友達にプレゼントしたり、イベントで使ったりするのはもちろんですが、なかにはロリポップに『I LOVE YOU』と文字入れして、プロポーズに使う方もいらっしゃいますよ」。や、やはりですか! さすがに今の自分に「I LOVE YOU」とまで入れる度胸はありませんが、それでプロポーズしたらかなりロマンチックっぽい!

○いよいよ好きなあの子にプレゼント!

キャンディーは冷えて固まるのに時間がかかるため、後日完成したオリジナルキャンディーを受け取る。そして、たまたま会う用事のあったA子ちゃんにプレゼント。

「わー! すごく大きくて色もかわいい! でも、なんで『THANK YOU』なの? 私、感謝されるようなことをした覚えがないけど(笑)」とA子ちゃん。

確かに勝手に片思いをしていただけで、感謝するような思い出はなかったかも……。無難な文字を入れたつもりだったが、それが大きなミスだった! と、少ししょんぼりしていると、A子ちゃんは興味津々な様子でキャンディーについて質問してくる。

そこで筆者が、店内はキャンディーの甘い香りでいっぱいなこと、職人さんの魔法のような手つきを目の前で見られること、カラフルできらきらと輝くキャンディーに目を奪われること、筆者の目もきらきらと輝きを増したこと、筆者の心も甘い魔法にかかったようにレリゴー状態になったこと、などなど余すことなく話すと、

「えー、すごいすごい! 楽しそうだね! 今度連れて行ってよ!!」と、子どものようにはしゃぐA子ちゃん。……あれ? それっていわゆるデートってやつじゃ……。うっひょおおお! これは嬉しい誤算!

A子ちゃんと少しでも仲良くなれればと思ってキャンディーを作ってもらっただけなのに、デートにこぎつけることができるなんて! あなたも気になるあの子にパパブブレのキャンディーをプレゼントすれば、甘い甘い恋をゲットできる……かも!

(文・A4studio千葉雄樹)

(A4studio)