『人狼ゲーム ビーストサイド』 ©2014川上亮/AMG出版・「人狼ゲーム BEAST SIDE」製作委員会

写真拡大

土屋太鳳の主演映画『人狼ゲーム ビーストサイド』が、8月30日から東京・新宿の武蔵野館ほかで公開される。

【もっと大きな写真を見る】

同作は、プレイヤーが「村人」の皆殺しを狙う正体不明の「人狼」と、「人狼」を見つけ出し処刑する「村人」らに分かれて行う心理ゲーム「人狼ゲーム」がテーマ。同ゲームが主題の川上亮による小説をもとにした、桜庭ななみ主演の映画『人狼ゲーム』の続編となる。

「人狼」を主人公にした同作は、突然謎の部屋に連れてこられた樺山由佳ら10人の高校生による生き残りをかけた人狼ゲームを軸に、人狼になった由佳が、村人の参加者たちを欺きながら1人ずつ殺していくことに興奮を覚え、「非日常」を楽しむ様子を描く。

主人公の由佳を演じるのは、NHK連続テレビ小説『花子とアン』や映画『るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編』などへの出演で知られる土屋太鳳。さらに、森川葵、桜田通、佐久間由衣、國島直希らが出演する。監督は、映画『パークアンドラブホテル』で『ベルリン国際映画祭』最優秀新人作品賞を日本人で初受賞し、前作『人狼ゲーム』の監督も務めた熊坂出。

■土屋太鳳のコメント
この作品の世界のどこにリアリティを感じたらいいのか分からなくて、迷いました。でもある時から、この作品は日常生活を凝縮した世界なんじゃないかと思ったんです。由佳たちは理由もわからず集められて一方的に指示されて、理解できても理解できなくてもゲームがどんどん進んでいって、生き残るために自分を見失うほど必死になってしまうけど、よく考えたら、学校とか会社もそういう部分があると思います。そして、自分が存在する環境が自分とすごく合わない場合は、環境が人を壊していってしまうことも、本当に悲しくて残念だけど、あると思うんです。この作品の撮影自体も、ある日突然キャストが集められて役を割りふられて、それを必死で演じるっていう点では人狼ゲームそのものだと感じたので、ある意味すごくリアルではありました。だから、理不尽なものに巻き込まれていくと人はどうなってしまうのか、由佳として、ただ必死で生きることに集中しました。

■熊坂出監督のコメント
不遜と思いつつ、この映画に関わる人達全てにとって代表作となるものを目指しました!前作では、生き残るために他者を殺さなければならないという事に真っ正面から取り組み、結果として、ある種の深刻さが常に映画につきまといました。今作では、その深刻さに再び体当たりで挑みつつも、その深刻さを打破するようなエネルギーに満ちた映画にしたいと思い、撮影にのぞみました。 10人の俳優達には、演じたりかっこつけたり何かのふりをしたり、前もって用意してきたものを出すことはやめてもらい、カメラの前で今のありのままの姿をさらけ出して欲しいとお願いしました。今振り返ると、非常に生(なま)で、連続した今、今、今の撮影現場だったと思います。ウェットな物語になることを恐れずに剥き出しで生抜いた10人のキャストと、日々アイデアを出し続けた全スタッフによる全員野球を是非ご堪能ください。観てくださった方の心に何かが残れば、これ程嬉しいことはありません。最後に一言。座長、土屋太鳳は世界最強!