17日、極度の貧困人口はインドが最多、中国が2位となっている。写真はインド・ムンバイのスラム街。

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2014年7月17日、香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト(電子版)によると、極度の貧困人口はインドが最多、中国が2位となっている。

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国連が今月発表した「ミレニアム開発目標報告2014」によると、極度の貧困下で暮らす人の数が最も多いのはインドで、全体の3分の1を占めている。中国は2番目に多かった。

極度の貧困とは1日1.25ドル(約127円)未満で暮らしている人々を指す。報告書によると、その割合は1990年の47%から2010年には22%まで減少した。人数も、1990年の19億人から2010年には12億人まで減少している。貧困減少は、東アジアや東南アジアでは概ね目標に達しているが、サハラ砂漠以南のアフリカと南アジアでは減少のペースに遅れがみられる。

極度の貧困下で暮らす人の数は、インドが全体の32.9%を占め最多。以下、中国(12.8%)、ナイジェリア(8.9%)、バングラデシュ(5.3%)、コンゴ(4.6%)と続く。2012年の数字を見ると、5歳未満で死亡した子どもの数はインドが140万人で最多。南アジアが世界全体の3分の1近くを占めている。

インドの少数民族事務の責任者は「この報告書はインド新政権が直面する課題を顕著に示している」とした上で、「報告書が次に発表される際には、われわれは今よりも良い対応ができていると確信している」と述べた。(翻訳・編集/NY)