「アメリ」監督新作は11月公開、天才少年の“米国大陸横断家出”描く。

写真拡大

フランスと日本で驚異のヒットを記録した映画「アメリ」(2001年)のジャン=ピエール・ジュネ監督が、初めて3Dに挑戦した最新作「The Young and Prodigious T.S. Spivet (原題)」が、日本でもGAGA配給にて、11月よりシネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開することが決定した。併せて、邦題も「天才スピヴェット」に決定している。

本作の主人公は、10歳の天才科学者スピヴェット。自分の才能を理解してくれない家族に黙って、権威ある科学賞の授章式に出掛けるため、米国大陸を横断するという、壮大なスケールの家出を企てる。

実はスピヴェットの家族は皆、彼の弟の死によってポッカリ空いた心の穴を抱えていた。それを小さな体で懸命に埋めようとするスピヴェットの健気な姿は、涙なくしては見られない。スピヴェットは無事に家へ帰り、家族は再び心を通い合わせることができるのか――。

人並み外れた想像力と好奇心でキラキラ輝く瞳が愛らしい、天才少年スピヴェットには、これが映画デビュー作となるカイル・キャトレット。7歳以下の武道選手権の世界チャンピオンであり、6か国語を話すという特技も持つ、まさに“天才”と呼ぶにふさわしい少年が抜擢された。また、昆虫の研究に人生を捧げる風変りな母親役には、「英国王のスピーチ」やティム・バートン監督作品でおなじみのヘレナ・ボナム=カーターが起用されている。

“奇才ジュネ監督史上、最も感動的な最高傑作”という「天才スピヴェット」は、11月 シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー。

☆「天才スピヴェット」ストーリー

モンタナの牧場で暮らす10歳のスピヴェットは、生まれついての天才だ。。だが、身も心も100年前のカウボーイの父と昆虫博士の母、アイドルを夢見る姉には、スピヴェットの言動が今ひとつ分からない。さらに、弟の突然の死で、家族の心はバラバラになっていた。そんな中、スピヴェットにスミソニアン学術協会から、最も優れた発明に贈られるベアード賞受賞の知らせが届く。初めて認められる喜びを知ったスピヴェットは、ワシントンDCで開かれる授賞式に出席するべく、家出を決意する。数々の危険を乗り越え、様々な人々と出会うスピヴェット。何とか間に合った受賞スピーチで、彼は“重大な真実”を明かそうとしていた――。