限定コラボアイテムも!メトロポリタン美術館の古代エジプト展「女王と女神」が東京都美術館で

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「クレオパトラの鼻がもうすこし低かったら、世界の歴史は変わっていただろう」と言ったのは、フランスの哲学者パスカル。それでは、メトロポリタン美術館が1906年にエジプト部門を創設しなかったら・・・約3万点におよぶ世界有数のエジプト・コレクションは生まれていなかったかもしれない。

そんなメトロポリタン美術館が世界に誇るコレクションが、ついに来日! 7月19日(土)から9月23日(火・祝)まで、東京都美術館では「メトロポリタン美術館 古代エジプト展 女王と女神」を開催。

「女王」に関しては、国を繁栄させることに成功した唯一の女性ファラオである「女王ハトシェプスト」にまつわる発掘品などを中心に展示。また、「女神」については、愛と美の象徴である「ハトホル」を中心に、多数の女神をかたどった作品をご紹介。そのほかにも、王家の女性たちを彩った豪華な装身具や化粧道具を多数展示。たとえば王妃の正装の一部であった冠、女性の妖艶さを表現するために愛用された腰帯、ヘアカーラーと呼ばれることが多い髪結いの道具など、美しい品々は、いつの世も「美しくありたい」と願う女性の願いそのもの!

「古代エジプト史の中でも最も重要な女性ファラオであったハトシェプスト女王や、当時の人々から信仰を集めた女神たちなど、“女性”をテーマにした、これまでにないエジプト展です。約3500年前のエジプト女性たちを彩った豪華装飾品や化粧道具は、現代にも通じる可愛くて魅力的なデザインで必見です!」と、広報担当の菅原さん。

また、ニューヨークを拠点とする世界的ブランド「VIVIENNE TAM(ヴィヴィアン・タム)」や、食のセレクトショップ「DEAN & DELUCA(ディーンアンドデルーカ)」との限定コラボアイテムも登場。展示作品からインスパイアされた洗練のラインナップが特設ショップで手に入るそうで、こちらも要チェック!
さて、紀元前に生きた女性たちのエネルギーは、なにを語りかけてくるのか、想像しても面白いかも!?