初優勝に惜しくも届かなかった香妻琴乃(撮影:福田文平)

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<サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント 最終日◇ 20日◇イーグルポイントゴルフクラブ(6,528ヤード・パー72)>
 茨城県にあるイーグルポイントゴルフクラブで開催された国内女子ツアー「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント」の最終日。首位と4打差の7位タイから出た香妻琴乃が8バーディ・ノーボギーの“64”の猛チャージを見せトータル16アンダーで成田美寿々と並びホールアウト。勝負の行方はプレーオフに持ち込まれた。

 18番で行われたプレーオフの1ホール目、香妻は131ヤードのセカンドを9番アイアンでピン奥5メートルにつける。成田はピンに絡めバーディチャンス、決めなければいけないパットだったが、決めきれず軍配は成田に。大事なホステス大会での優勝には一歩届かず、目には光るものがあった。
 「最後のパットは手が動かなかったけど、やれることは精一杯やれたかな」と気丈に話した香妻。表彰式では「私以上にみんな悔しいと言ってくれたり、泣いたりしてくれました。本当は…勝ちたかったです」。周囲の期待も大きかった分、悔しい気持ちもかなりのものだろう。
 しかし、「今までやりたかったプレーが今日出来ました。前も60%と自分に言い聞かせていましたけど、全部が全部完璧じゃなくても」。2部ツアーで優勝した時と同じ「60点のゴルフでミスしてもミスを許すように、自分のできることをしよう。曲げたって何したって、そこからパーを拾えばいい。やわらかくゴルフを考えるようにしよう」という気持ちで戦い抜くことができた。
 そして今年が3回目となるこの大会で「去年までは力が入りすぎていたけど、今年はイベントを見たり、試合も楽しむことができた」と空回りせず、ホステス大会を楽しむことができるようになった。
 悔しさも大きいが、得たものも大きい1週間だった。この大会で2位になったことで、来週の出場権を獲得、シード権にも前進した。「シードはあまり考えないようにしています。今は試合にたくさん出るチャンスを作って、早く優勝するのを目標にしています」。この負けが香妻を必ず強くしてくれるだろう。
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