先週に引き続き、今週もドクター林先生による『精力アップのための脳トレ』をお届けしよう。
 「前回は、憧れの女性との性行為を脳内で描いて、ドーパミンを放出する方法を紹介しました。ただ、現実主義者で想像力の乏しい方の場合、うまくいかないケースがあります。その場合、もっと手軽で、かつ想像力が掻き立てられる脳トレを実践してみましょう」

 やり方は非常に簡単だ。まず、好きなAVを1本用意しよう。
 「そのまま視聴してはいけません。AVを流す前にヘッドホンをして、アイマスクをしてください」

 つまり、映像は見ずに“声”だけを聴くのだ。
 「実は五感のなかで、もっとも脳の想像力を掻き立ててくれるのが“聴覚”なんです。例えば、暗闇のなかで突然ガタッと音がしたら、それだけで恐怖を覚えますよね。と同時に、ドーパミンが大量に分泌されるんです」

 確かに、我々は耳から入る情報に対して、あらゆる想像が膨らませ、まだ見えぬモノに対して闘争心や不安、緊張を持つ。この脳の働きは、精力アップにうまく利用するのだ。
 「視界を遮ってAVを流すことで、“喘ぎ声”や“言葉責め”、さらに体液の音などが唯一の情報となります。すると、人間の脳はいつにも増して“創造力”が高まり、ドーパミンが出てきます。さらに、このドーパミンが脳を覚醒させて快感を誘い、自然とペニスを勃起させてくれるのです」

 最近、アッチの元気が芳しくない…という方は、この方法を試してみるといいだろう。

 上級者になれば、「テレホンセックス」がオススメだという。
 「AVと違い、こちらはリアルな女性とその場で会話をしながら、相手の容姿や雰囲気を想像しますよね。すると、一段と脳内にドーパミンが溢れてくるわけです」

 そのうえ、こちらも声で相手に情報を伝えて、ソノ気にさせてなければならない。
 「テレホンセックスの場合、相手に自分が見えていない分、“何者”にもなれます。年齢を若くしてみたり、本当は奥手なのに電話ではオラオラ系になりきってみたり(笑)。そうやって自分とは別の人間になることで、“創造力”も鍛えられていきます」

 実はこの“創造力”を鍛えておくと、実践のセックスの場でも非常に役立つのだ。
 「例えば、いざ女性の裸を前にすると緊張して、ペニスも萎縮してしまう。そういうときも、普段から創造力が強ければ、自分の中で“彼女は俺の奴隷だ。好きにやってもいい”とか“彼女はとにかく俺を愛していて、チ○ポが欲しくて欲しくて仕方ないんだ”というように、自分の脳内で都合のいいシチュエーションを作り上げていけるのです」

 結果的に気持ちはリラックスして、ペニスも元気になるというワケだ。
 「特に中高年男性は社会経験や女性経験も豊富な分、いろいろな現実を見すぎて、“夢見る力”を失いがち。だからこそ、日頃から妄想が膨らむような“脳トレ”が必要といえますね」

 とりあえず、今夜から目隠しでAVを視聴しよう!

ドクター林
 弘邦医院(東京・江戸川区)院長。『脳で感じるセックス入門』や『お医者さまが教える癒されてもっと気持ちよくなる!』など著書も多数。ED治療にも精通しており、現在、同医院では局部海綿体注入法による「ICI治療」も行っている。