『思い出のマーニー』映画公開記念 KADOKAWAスペシャルサイトより

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7月19日(土)より全国東宝系でロードショーが始まるスタジオジブリ最新作『思い出のマーニー』の劇場の予告映像が、公式サイトにて公開された。

日本版公式サイトにおいてスタジオジブリが作品の予告編映像をWeb上で公開するのは、2006年に公開された『ゲド戦記』以来の試みとなる。

二人の少女のひと夏の思い出を描く


「思い出のマーニー」劇場本予告映像




『思い出のマーニー』は、スタジオジブリ初のWヒロインが登場する作品であり、心を閉ざした少女・杏奈と古い屋敷に住む謎の少女・マーニー、二人の少女のひと夏の思い出を描く。

今回公開された予告編映像では、杏奈とマーニーとの出会いから、浜辺や森の中で仲良く遊び、そしてすれ違う様子まで、二人の触れ合いが繊細に綴られている。

監督を務める米林宏昌さんは本作の企画にあたり、「『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』の両巨匠の後に、もう一度、子どものためのスタジオジブリ作品を作りたい」と語っている。

プロモーション戦略に変化が?


地上波番組「金曜ロードSHOW!」での『天空の城ラピュタ』の放送時、Twitter上で「バルス!」とつぶやく多数のユーザーが現れて毎回話題になっていることからもわかる通り、スタジオジブリ作品は、すでに圧倒的な知名度と人気を獲得しているため、Web上で積極的なプロモーションをしなくとも十分すぎるほど話題には事欠かない

Web上でのプロモーションに力を入れないという方針は、新作の公開時も同様だ。映画の予告編が上映前にWeb上に公開されるのは今や通例となっているが、これまでジブリ作品で公開されたのは『ゲド戦記』のみで、それ以外の作品では国内においては公開されることがなかった。それでも、これまで数々の成功を収めているのはご存じの通りだ。

しかし、2013年から公開されたジブリ作品『かぐや姫の物語』では、上映に先駆けて、全国の上映予定劇場で6分間のプロモーション映像を収録したDVD&BD『かぐや姫の物語 プロローグ-序章-』が100万枚限定で無料配布されたりと、近年のスタジオジブリのプロモーション方針には能動的な変化が見られるようになってきている。

今回の予告編映像の公開を皮切りに、今後のジブリ作品のプロモーション戦略が、作品の評価や劇場への動員にどのような影響を与えるか気になるところだ。