『誰よりも狙われた男』 © A Most Wanted Man Limited / Amusement Park Film GmbH © Kerry Brown

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フィリップ・シーモア・ホフマンの主演映画『誰よりも狙われた男』が、10月から東京・有楽町のTOHOシネマズシャンテほか全国で公開される。

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今年2月に46歳で急逝したホフマンの最後の主演映画となる同作は、スパイ小説の金字塔と言われる『寒い国から帰ってきたスパイ』や映画『裏切りのサーカス』の原作小説などで知られる小説家ジョン・ル・カレが2008年に発表した同名小説の実写版。ドイツ・ハンブルグに密入国した国際指名手配犯イッサに目をつけたスパイのギュンター・バッハマンを主人公に、イッサを命がけで救おうとする若手女性弁護士アナベル・リヒター、アナベルに惹かれる銀行家のトミー・ブルーらを巻き込んで起こる、テロ対策を軸にした現代の諜報戦を描く。

主演のホフマンが演じるのは、諜報機関で組織の軋轢と戦いながらテロ対策チームを率いるスパイのバッハマン。さらに、ハンブルクの国際金融界を代表する英国人銀行家のブルー役にウィレム・デフォー、CIAのマーサ・サリヴァン役にロビン・ライト、人権弁護士のアナベル役にレイチェル・マクアダムス、体中に無数の拷問による傷跡を持ち、イスラム過激派の容疑で国際指名手配されているイッサ役にグレゴリー・ドブリギン、バッハマンの右腕となるイルナ・フライ役にニーナ・ホス、バッハマンのチームに所属するマキシミリアン役にダニエル・ブリュールがキャスティングされている。

監督は、写真家として数々の世界的アーティストを撮影しているほか、映画『コントロール』『ラスト・ターゲット』などの監督作でも知られるアントン・コービン。コービンはホフマンに対し賛辞を捧げ、「彼はこの映画を本当に誇りにしていたことを僕は知っている」と明らかにしている。