Adobe Systemsは7月16日、日中韓の国語およびラテン文字、ギリシャ文字、キリル文字などをサポートしたフォント「Source Han Sans」をApache License 2.0のもとオープンソースソフトウェアとして提供を開始したと発表した。同フォントはGoogleによっても提供されており、Googleから提供されるバージョンはpan-Unicodeフォントファミリーの一環として「Note Sans CJK」という名称で提供されている。

「Source Han Sans」は日本語、中国語、韓国語のそれぞれの文字を同一のフォントファミリーとして開発されている点が特に注目される。フルフォントと地域別サブセットにはそれぞれ7種類の太さが用意されており、合計で42種類の書体が提供されている。具体的には日本語、繁体字(台湾)、繁体字(香港SAR)、簡体字、ハングル、ギリシャ、ラテン、キリルなどの文字が含まれている。

このフォントはAdobe Systems、Google、イワタ、Changzhou SinoType、Sandoll Communicationの協力のもとで開発されており、OpenTypeフォーマットとしては最大数の65,533文字を含んでいる。開発は3年以上、総勢100名を超える関係者のもとで開発されたという説明もある。「Source Han Sans」はWindowsやMac OS Xといったワークステーション(デスクトップ)、WebページやWebサイト、Linuxなどのオープンソースソフトウェアなどに影響を与えるものとみられる。

(後藤大地)