『シャトーブリアンからの手紙』ポスタービジュアル

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フォルカー・シュレンドルフ監督の映画『シャトーブリアンからの手紙』が、10月から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国で公開される。

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ギュンター・グラス原作の同名小説を映画化した1979年の作品『ブリキの太鼓』で、ドイツ人監督として初めて『カンヌ国際映画祭』の最高賞にあたるパルムドールを受賞したシュレンドルフ監督。『シャトーブリアンからの手紙』は、1941年10月20日にナチス占領下のフランスで1人のドイツ将校が暗殺されたことを受け、報復としてヒトラーが150人のフランス人の銃殺を命じたという史実をもとにした作品。ヒトラーの過度な報復に危険を感じたパリ司令部のドイツ軍人たちが命令を回避しようとする中、政治犯が多く囚われているシャトーブリアン郡の収容所から人質が選ばれていく、という物語を描く。

ドイツとフランスの合作となった同作には、フランスを第2の母国とし、「ドイツもフランスも我が母国、両国の和解なくしてヨーロッパはない」というシュレンドルフ監督の思いが込められているという。なお、同作はシュレンドルフ監督の長編映画としては、2001年公開のジョン・マルコビッチ主演作『魔王』以来、約13年ぶりに日本公開される作品となる。