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エムティーアイはこのほど、同社が運営する女性向け健康情報サイト「ルナルナ」において、ルナルナ会員4,325人を対象に実施した「貧血について」の調査結果を明らかにした。調査期間は5月。

まず、自分が貧血だと感じることがあるか聞いたところ、27.0%が「ある」、48.8%が「時々ある」と回答した。貧血にはいくつか種類があるが、そのうち約90%は体内の鉄分不足による「鉄欠乏性貧血」であるという。

「鉄欠乏性貧血」は、全身に酸素を運ぶ赤血球の主成分であるヘモグロビンが減り、体内が酸素不足になった状態のこと。ヘモグロビンは鉄とタンパク質でできているため、鉄欠乏性貧血は鉄の不足が原因とされている。

貧血になった時の症状について尋ねると、1位は「めまい・立ちくらみ」(24.7%)、2位は「だるい」(17.3%)、3位は「疲れやすい」(16.9%)となった。貧血は、このような症状が段階的にあらわれることが特徴であるが、重症となると、爪が反り返ったり氷や土などを食べたくなったりする「異食症」などを引き起こすケースもあるという。

貧血が女性に多い病気であることを知っているか聞いたところ、93.3%が「知っている」と回答した。女性は生理や妊娠・出産など女性特有の要因により貧血が多いと言われており、日本人女性の場合は約50%が鉄不足の状態で、成人女性の約10%は「鉄欠乏性貧血」であるという。

続いて、貧血を医師に相談したことがある、または貧血と診断されたことがあるか聞いてみると、43.0%が「はい」と回答した。その結果、実際に症状が改善した人は56.0%で、治療方法については「鉄剤を処方された」「造血剤を処方された」といった薬による治療が多く見られた。

鉄分摂取のために意識的に食べている食材について尋ねると、「ホウレンソウ」が最も多く22.5%となっている。以下「ひじき」が14.9%、「肉(レバー)」が13.1%と続いた。成人女性の1日に必要な鉄分量は12mg、妊娠中の女性は20mgと言われているが、鉄分は摂取した内の約15%程度しか吸収されないとのことで、12mgの鉄分を摂(と)るにはいわし約17匹分が必要となる。なお、3位の「レバー」は、鉄の含有量が多く吸収率にも優れている。

食材だけでなく、リラックスしてよくかんで食べることでも胃酸がよく分泌され、鉄分を効率的に吸収できる。食事で鉄分を摂る(と)のが難しく不足しがちな場合はサプリメントで摂取する方法もあるが、自己判断で飲むのではなく医師に相談して自分に合ったサプリメントを選ぶことが重要となる。

(フォルサ)