Twitterで最も影響力を持つのはローマ法王

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広報エージェンシーのバーソン・マーステラ社が、毎年ソーシャルネットワークの政治的利用について調査している『Twiplomacy(ツイプロマシー)調査』の結果によれば、現在、Twitterの中で最も影響力があるのは、ローマ法王だということです。

ネットを上手く使いこなしているローマ法王の@Pontifexアカウントは、9カ国の異なった言語バージョンに分かれています。しかし、1400万人というフォロワー数は、バラク・オバマ大統領のフォロワー数の3分の1程度です。

では、ローマ法王の影響力は、どこから来ているのでしょうか?

『Twiplomacy調査』を指揮したマティアス・リュフケンス氏は、「フォロワー数は、それほど重要ではありません。重要なのは、どこまで届いて、どこまで人を引き込むか(拡散力)です。」とAFPに話しています。

大切なのは、自分のネットワーク内にいるフォロワーに、どれだけリツイートされるかということのようです。

ローマ法王のスペイン語の呟きは、10,000回以上もリツイートされています。英語でも6,400回以上です。

オバマ大統領が2012年の大統領選で勝利した時に、夫人と抱き合う写真と共にツイートした「あと4年」という呟きは、80万6066回もリツイートされました。しかし、@BarackObamaの平均リツイート数は、1,400回にとどまっています。

数字を見ても、Twitter上のローマ法王の圧倒的な影響力が良く分かりますね。

Pope has most clout on Twitter
https://au.news.yahoo.com/thewest/news/a/24321806/pope-has-most-clout-on-twitter/