2014.07.11 - ストレス季節ネタ

梅雨どきは気分もジトリ!? 「落ち込み」や「やる気が出ない」を解消する4つの対策


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01. CASE 症状

楽しくない、やる気が出ない、気分が盛り上がらないこれってうつ?

すっきりしない天気が続く梅雨どき。「なんだかテンションが下がってやる気がでない」とか「落ち込みから復活できない」という人が少なくありません。意味もなく気分が滅入ったり、ローテンションな気分は、心の病気なのでしょうか?

02. CAUSE 原因

根本的な原因は、心の疲れよりも「体の疲れ」の可能性大!

昔から、鬱々とした気分のことを「5月病」などと言ったりします。5月はとうに過ぎていますが、この5月病というのは、医学用語ではありません。日光に当たる時間が短くてうつ病になる「冬季うつ病」というものがありますが、基本的にうつ病と季節性はあまり関係がないといわれています。

では、なぜ5月に鬱々とした気分が多かったかというと、疲労感が蓄積したことが原因の可能性が高いのです。4月の新生活から引っ越しや新社会、転勤や異動など、新しい環境に変わった人は、その環境に、気持ちもからだも対応するために、自分が思っている以上に心もからだも疲れていることが多いのです。

この疲れは、5月に必ず現れるというわけではなく、今の時期になってから能われる人もいます。特に、W杯の影響で徹夜観戦が続き、肉体的に大きな疲労を感じているはずです。仲間と楽しく盛り上がっても、それと比例して盛り上がるほどに疲労感は増します。

ストレスというとつらいことだけに起こると考えがちですが、実は楽しいことも人間にとっては大きなストレスになるのです。結婚の生活の変化は、リストラと同じぐらいのストレス指数があるといわれているのです。

03. CAUTION 放っておくと?

そのまま無理をし続けると、本当に心が疲れてしまうことも!

ストレスを感じていることに気づいて、少し休息をすればいいのですが、そのまま気づかずエンジンをふかしたままの生活を送ってしまうと、肉体的疲労感とともに心の疲労感も増大します。眠れないが3日続いたり、食べられない、笑えないなどの症状が出る場合は、躊躇せずに心療内科か精神科などを受診することをお勧めします。

04. SOLUTION 対策

まずはからだを休める。でも、休むだけでなく「活動」も鍵に!

イマイチ上がらないテンション、どうすればアップできるのでしょうか?

無理なくできる対策をお伝えしましょう!

 

対策1 まずは休息。からだの疲労感をしっかりと取る

 

気分が落ち込むと、テンションを上げようと無理しがちになりますが、これは実は逆効果。まずは、からだが疲れていないか考えて、じっくり休息することです。まずは、しっかり睡眠時間を取って、正しい睡眠リズムを取り戻しましょう。

でも、だからと言って、たくさん寝すぎると、逆に頭痛が起きたり、睡眠リズムを乱したりして逆効果になるので、7時間を目安に睡眠リズムを考えてみましょう(人によって±1時間は可能)。

 

対策2 運動不足になりがちな梅雨どきは、いつも以上に“運動”を意識

 

休息をとって疲れが解消し始めたら、休息ばかりでは逆効果です。からだを動かして、運動することが大事です。運動といっても10劵泪薀愁鵑里茲Δ淵蓮璽匹覆發里任呂△蠅泙擦鵝K萋できる範囲のもので十分なので、生活に加えていきましょう。

改めて運動時間を取るのが難しいという人は、通勤や営業途中のウォーキングを少し意識して、大股で、少し早く、姿勢よく歩くようにしてみましょう。

 

対策3 睡眠環境の見直してみる

 

寝ている間、気分は落ち込みません。梅雨どきは寝苦しく、眠りが浅い人が多く、それが疲れを引き起こし、気分が落ち込む原因になっている場合も。こちらの記事では、寝苦しい季節の睡眠のコツを展開しています。参考にしてみてください。

 

対策4

 

男性やる気のなさは、男性ホルモンが低下している「男性更年期」の可能性も考えられます。

下記のテストをしてみて該当する場合は、男性更年期外来などで診察してもらうといいかもしれません。

 


 

心療内科や精神科という視野だけでなく、男性更年期があるということを知っておくことも必要なのです。

 

nagasaka

この記事の監修
長坂 良(ながさか りょう)

【略歴】
精神科医 日本精神神経学会員 NPO法人フューチャー・メディカル・ラボラトリー理事 川崎医科大学卒業。北里大学病院精神神経科等を経て現在に。

丁寧でわかりやすい説明ともに患者さんの心に寄り添った診療で信頼も厚い。

 

 

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