東京・渋谷に7月11日にオープンする、美食の国タイで絶大な人気を誇るカオマンガイ専門店にひと足お先に行ってきました! こちらのお店、タイで「行列ができる店」として有名なんです。

タイの本店は旅行者にも大人気

1960年創業のタイ本店

「カオマンガイ」とは、鶏肉を茹でたスープで炊いたご飯に、その鶏肉をのせて、ピリ辛のつけだれをかけたもの。タイ料理の代表的なメニューです。

このカオマンガイを専門に出す大衆食堂として、タイ・バンコクで親しまれてきた「ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム」の日本進出第1号店がこちら。店員のユニフォームがかわいいピンク色で統一されていることから「ピンクのカオマンガイ屋」とも呼ばれている、1960年創業の老舗です。バンコクの中心、伊勢丹など大型デパートが集まる便利なエリアにあり、日中はもちろん深夜まで営業しているので、夜遊び帰りのシメのラーメンならぬ“シメのカオマンガイ”としても知られ、外国人旅行者にも大人気。タイ旅行の経験者なら行ったことがあるのではないでしょうか?

本店での価格は40バーツ(日本円で120円)

オリジナルのソースは本場の味を再現! パクチーは食べ放題

渋谷店はタイの食堂風の内装で気分も盛り上がります。スチール製のテーブルはまさにタイの大衆食堂。オープンキッチンの中では本店同様ピンクのシャツを着たタイ人が調理をしています。日本人スタッフは本店で修行をして本場の味を学んだそうです。

渋谷店のスタッフの皆さん


鶏肉は厳選した新鮮なものを使用。しっとりとやわらかに、そして肉の旨味を閉じ込めたまま茹で上げられます。ご飯は香り高いジャスミンライスで、鶏肉とよく合います。そしてオリジナルの特製ソースがいい仕事をしているんです。タオジアオというタイ風の味噌、そして黒酢醤油や醤油などを混ぜ合わせて発酵させ、さらにニンニクやショウガ、唐辛子を加えたもの。現地のレシピそのままで、これが鶏肉とご飯にぴったり。まさしくタイの街角で食べたあのカオマンガイなんです。

料金は単品で700円。ソムタム(青パパイヤのサラダ)とスープのセットで850円。けっこうボリュームがあるので女子なら十分お腹いっぱいになるでしょう。そしてパクチーはなんと食べ放題。タイビールの代表、シンハービールもありますよ。

日本ではサラダとスープのセットで850円

タイに行かなくてもタイ気分を味わえる

お店の雰囲気を盛り上げるのはタイ人スタッフの笑顔。「微笑みの国」からやってきたタイ人が何人も働いていて、みんなとってもフレンドリーなんです。「タイと日本との交流の場になってほしいです」と笑うタイ人の言葉通り、食事だけでなくコミュニケーションも楽しめるお店になっていきそう。本格カオマンガイとタイ人の笑顔。タイに行かずしてタイ気分を味わえるこのお店、評判になりそうです。

ガイトーンTokyo
住所:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-15-2
アクセス:JR、東急東横線、東京メトロ渋谷駅より徒歩約5分
電話:03-6805-1202
営業時間:11〜23時(LO22時30分)または鶏肉がなくなり次第終了
席数:10卓20席

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(室橋裕和)