夏と言えば何を思い浮かべますか?

 海、山、キャンプ、花火、お祭り、夏フェス、BBQなど、夏の代名詞は沢山ありますが、どれも楽しいことばかり。そんなお楽しみ満載の夏を、恋人と一緒に過ごしたいと思う人も多いことでしょう。

 また、特定のパートナーがいなくても、これらのイベントをきっかけに、気になる相手と恋愛モードに入ることを狙っている人も。うまくことが運べば、本当に"アツい"夏を迎えることができるかもしれません。

 イベントの多いこの時期を好きな人と一緒に過ごしたいのはみんな同じ。ですが、なかなか自分の条件に合う相手がいなくて困っている人もいるのではないでしょうか。そんな恋愛下手な人は、この夏、「5人の法則」に則って攻めてみることをオススメします。

 本書『日経プレミアPLUS VOL.14』では、ビジネスコンサルタントの山崎将志氏と作家・脚本家の梅田みか氏が、「ビジネスと恋愛の共通点」について対談しています。そのなかで、山崎氏がある数学の先生から聞いた話として、「5人の法則」「5回の法則」を紹介しています。

 例えば物件探しの場合。不動産屋を訪れたときに、まず自身の希望を伝えた後、それに近いものを不動産屋が用意してくれて、実際に物件を訪れることになります。しかし、5軒回っても自分の要望に合うものがなかったら、一度、物件まわりをやめて、落ち着いて考え直した方が良いというのです。

 これが「5回の法則」です。5軒もまわってピンとくる物件がなければ、それは、自身が出した条件が間違っている可能性があります。実はこれは数学的な話で、5軒のうちに希望に近いものがなければ、それ以上探したところで、希望通りの物件が見つかる可能性は統計的に低くなるのです。

 山崎氏は、この法則を異性との出会いに当てはめて持論を展開しています。

「例えば今の30代の同級生は大体160万人くらいいる。半分が異性で80万人、大卒者に絞ったとするとその40%、30万人以上いるわけですよね。"プラスマイナス3歳"まで範囲を広げたら、その7倍で210万人いるわけですよ。独身者に限るとそのうち40%で80万人......つまり、相手はよりどりみどりなはずなんですね。じゃあ、なんで"出会いがない"のかと。だからたぶんそれは条件が間違っているわけです」(本書より)

 たしかに統計的には、多くの異性のなかから恋愛対象者が現れないのはおかしな話。山崎氏の言うように、希望する条件設定が間違っているのかもしれません。

 条件の再設定は早いにこしたことはありません。夏が本格的に始まる前まで、一度よく考え直してみて、是非とも、有意義で刺激的な夏をお過ごしください。