新経連の三木谷代表理事(左)から、記念の盾を受け取る山中教授

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IT企業を中心とする経済団体「新経済連盟(新経連、三木谷浩史代表理事)」は、同連盟が創設した「イノベーション大賞」の第1回受賞者に、人工多能性幹細胞(iPS細胞)作製によりノーベル賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授を選出し、2014年7月8日、東京都内で授与式を行った。

技術革新の促進を目的に創設

授与式で三木谷代表理事は授賞の理由について、iPS細胞の研究ばかりでなく実用化に向けたマネジメント方法などが革新的であることなどを挙げた。山中教授には賞金として3000万円が贈られた。賞金は三木谷氏ら新経連の理事および幹事会社の寄付による。

「新経済連盟イノベーション大賞」は、イノベーション(技術革新)の促進を目的に新経連が創設。経済、社会に対し極めて顕著な貢献を果たした人物を選び、その栄誉を称えて表彰することでイノベーションの重要性についての認識をさらに高めていきたいとしている。

「山中教授はiPS細胞の作製により、医学・科学技術上のイノベーションを起こし、ノーベル賞受賞などにより日本人の可能性を世界に示し、また日本全体に希望を持たせ、イノベーションの重要性を知らしめた」と新経連は評価。また「iPS細胞の実用化に向けたエコシステムを構築する上でもイノベーターである」などとして、山中教授に第1回目の大賞を贈ることにしたという。