6月27日放送の「たまむすび」(TBSラジオ)でコメディアンのなべおさみが、ヤクザの必要性と、ちょっと行き過ぎた値切りの武勇伝を語った。

番組では、日替わりコーナーである「その筋の話」で、この日のパートナーの玉袋筋太郎がなべの著書「やくざと芸能と 〜私の愛した日本人〜」をもとにトークを展開した。

「このご時勢、コンプライアンスとか色々ありますけれどあえてこのタイトルを選んだっていうのは?」と尋ねると、なべは「ヤクザというのが厳然と昔から存在してたわけでしょ、それを上手に社会は受け入れて、上手に使って色んな問題を解決して、それで表の社会を輝かした。こういう現実はもう否めませんからね」と、冒頭からヤクザの必要性を訴えた。

続けて「これを無いことにしましょう、みたいな現在の世の中っていうのはおかしいでしょ。まだ沢山生きているんですから」と語り始め、まともに生きられない人間はビールの泡で、この泡があるからビールが美味しい、この泡を筋立てて役立つ人間にするその筋の人間が必要であると持論を述べた。

番組の中では、さらにお金がない時代のなべのエピソードにも触れた。当時家賃4,500円だったなべは月収4000円の付き人仕事をしていたという。そこでお金を稼ぐため物買い屋など、さまざまな副業に手を染めていたことを明かした。

物買い屋について「ロカビリーの全盛期だから山下敬二郎さんとかミッキー・カーチスさんなんかが、『なべ!福生で放出品、良いデスクを見つけたんだけどお前行ってな、18,000円だけど値切れたら半分値切った分やるよ』」と言われ福生まで買い付けにいったエピソードを語った。

このときは、18,000円のデスクをまけるよう交渉するも、一枚上手の店主に流されてしまう。しかし、なべは「いらねえ、こんなものは! だけどなあ、俺は少々乱暴者だからこんなドンと叩いてつぶしたりそんなことは平気でしちゃうよ。電話でもなんでもしてもらってもいい。これは元には戻らねえよ。そういう風にしてもいいのか!」と強く出ると「待った!まけた」と、白旗を上げたという。

ほとんど恐喝に近い値切りだが、当時は「暇な店にこういう面白いやつが来ると店主も楽しんでいた」と語り、「もういいよ、兄ちゃん1万円で」と快く売ってくれたと話した。

仰天エピソードはこれだけにとどまらない。続いてデパートで値切って来いと言われたなべは、ターゲットの絨毯に噛んでいたガムをつけ、そ知らぬフリで「ガムがついてるから値引きしろ」「俺が代わるから本部に電話しろ」と値下げ交渉を続け、4割引で買えたと武勇伝を語った。

ネット社会の現在なら炎上確実の武勇伝であった。

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