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へそのごまは基本的に「体のアカ」。やっぱりへその中が黒いのは気になるし、アカをずっと付けたままというのも何だか気持ち悪い。

「思い切って取ってしまおう!! 」と思い立ったが、ちょっと待てよ。アカとはいえ、へそというデリケートな部分周りにあるので、何となく除去しない方がいい気もしてきた……。真相を確かめるべく、三浦鍼灸治療院の三浦孝昌院長に聞いてみた。

―三浦院長、へそのごまって除去してもいいのでしょうか。取ってしまうと、何か体に害が出ることとかないですよね……

「やはりアカですからね、除去していただいても問題ないですよ。むしろ、取った方がいいです。東洋医学で言うと、へそは神闕(しんけつ)というツボに当たるのです」。

―神闕(しんけつ)ですか。聞きなれない言葉ですね。どういう意味なのですか?

「神は『物の尺度でははかりしれない不思議な存在』という意味で、闕は『門』を表しています。よって『神気(精神や気力)の行き交う場所』という意味です。神闕(しんけつ)は『生命力の素』と言われています。赤ちゃんはへその緒を通じてお母さんから栄養をもらっていますよね。『気』や生命力が出入りするところですから、へそのごまでへそがふさがれてしまっていると、エネルギーの流れが悪くなるというわけです」。

―なるほど。実際に三浦院長が施術されている際、患者の方のへそのごまは気になりますか?

「そうですね、気になります。そして、へそのごまがたまっている人は体調不良を訴えている人が目立ちます。もちろん、へそのごまがあるからという理由だけではないでしょうが、『やる気がでない』ですとか、不定愁訴のように『何となくつらい』『寝付けない』という方が多いような気がします。高齢者の方だけではなく、人によっては30代の方もいらっしゃいます」。

30代で不定愁訴のような症状が出る人がいることは意外かもしれない。だが、古来よりへそのすぐ下は「臍下丹田」(せいかたんでん)と呼ばれ、心身の精気の集まるところと考えられている。実際、「臍下丹田」(せいかたんでん)に意識をおいてスポーツに励むアスリートたちもいるほどだ。それだけへそは神秘的な部分だということだろう。だからこそ常に清潔にしておきたいが、どうすればきれいにへそのごまを取り除けるのだろうか。次回に紹介しよう。

取材協力: 三浦孝昌院長

三浦鍼灸治療院

(栗田智久)