ビルゲイツも登場したバフェットの株主総会での 相場予測&イベントの「潜入」レポートを公開!

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投資の神様と称されるウォーレン・バフェットが率いる投資会社、バークシャー・ハサウェイの株主総会が行なわれた。熱狂の渦に包まれた総会の模様と注目のバフェットの相場観についての発言内容をお伝えしよう。

資産6兆円超を築いた生バフェットに
イベント参加者の4万人が大狂乱!

 ウォーレン・バフェットの投資やコメントは市場を左右するともいわれ、世界中の投資家はその一挙手一投足に注目している。

 毎年5月に開催されるバフェット率いるバークシャー・ハサウェイの株主総会は、バフェットの生の声を聞く数少ないチャンスとあり、今年も約4万人の株主が集まった。

 改めてバフェットのすごさを説明しよう。バフェットが投資で築いた個人資産は何と6兆5000億円。しかも誰もが知っているシンプルなビジネスの大型株への長期投資という、王道の投資で巨万の富を築いたのだ。

 実際、例えばP&Gは24年で約13倍に、アメックスは20年で約11倍に上昇。08年のリーマンショックで市場がパニックになった際にも慌てず金融株へ投資して、それだけでも1兆5000億円以上稼いだと見られている。

 約4万人が集まった総会はまさにお祭り。株主の熱狂ぶりは大スターのコンサートの様相だ。日本からこの総会に出席した、びとうファイナンシャルサービス代表の尾藤峰男さんも「前列の席を確保しようと、夜明け前から長蛇の列ができていて驚きました」と振り返る。

 総会の前後には、会場に傘下企業のブースが並び、自社商品の即売会も実施。いわゆる株主優待セールが恒例だ。バフェット印のケチャップやコーラなどは記念品として人気。保険会社のブースでは、その場で契約する株主もいる。

 ブースを訪れるバフェットをカメラに収めようと株主の大群が待ち構えるシーンも毎年恒例だ。バフェットもバークシャーの社外取締役のビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)と卓球に興じて健康をアピールするなどサービスも忘れない。

バフェットは米国株のバブルを否定、
株価については右肩上がりを確信!

 注目の質疑応答は5時間半の長丁場。投資家が注目したバフェットの経済見通しや投資方針は次のとおりだ。

 まず米国経済について。バフェットは景気の腰折れ観測が出ようと、格差が懸念されようと米国経済を楽観。「建国以来、戦争や災難は続いたが、将来を悲観して米国を買っていなかったら利益を出すことはできなかった」と長期投資家らしい言い回しで、今後も波乱や困難は起きても、右肩上がりで成長すると断言した。

 足元も最高値を更新する米国株については、バブルを否定。「異例の金融緩和はバブルを作り出していない」と米国の金融政策に信頼を置きつつも、「誰も結末を知らない映画だ」と警戒心ものぞかせた。

 注目の次の投資先については、ここ数年、買収を仕掛けている鉄道や電力業界への継続投資を挙げた。特に5月1日にカナダの送電会社を3000億円で買収したばかりだったこともあり、「エネルギー関連の買収は増えそう」と具体的に語った。

 エネルギー以外では何か。

「13年にケチャップで有名なハインツの買収が成功したこともあり、キンバリー・クラーク(「クリネックス」ブランドのティッシュペーパー等)、マコーミック(調味料)、ケロッグ(シリアル)など、バフェットが好む毎日消費される強力ブランドを持つ企業も次の投資先として有力視されています」(尾藤さん)

 バフェット流の投資術に関心がある方は、参考にしてみてはいかがだろうか。

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