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へそは私たちが胎児だったころ、お母さんとつながっていた大事な場所だ。そのへそをよ〜く見てみると、何か黒ずんだ物があることに気づく人はいないだろうか。もし黒ずんだ物を見つけたら、それは十中八九、へそのごまだ。何だか気になるこやつ。果たして何者なのか、三浦鍼灸治療院の三浦孝昌院長に聞いてみた。

―三浦院長、そもそもこのへそのごまって一体何なんですか?

「へそのごまは、いうなれば爪のアカみたいなものですね。へそ自体は汗をかかないのですが、運動をすると体の全身は汗をかきますよね。汗は下にどんどん流れ落ちてきますから、普通に立っていればへその周りにもたまります。ただ、汗を流すためにシャワーを浴びる際、意識的にへそを洗うかというと、あまり洗わないですよね。だから、汚れがへその周りにたまってしまうというわけです」。

―なるほど。ということは、「誰もがへそのごまを持っている」と言ってもいいのでしょうか?

「そうですね。基本的には、毎日へそのそうじをしないとへそのごまはたまっていきますからね。あとは夏によく日焼けをすると、皮膚がめくれてきますよね。あの現象と一緒で、皮膚は定期的に脱皮を繰り返していくのですが、そのときにたまったものもへそのごまになります」。

―個人差もあるでしょうが、性別や人種などによってへそのごまのたまりやすさに差は出てくるものなのでしょうか。

「私は鍼灸(しんきゅう)師としてこれまでに2万人ほどを施術してきています。女性の方に多く施術してきていることもあるでしょうが、へそのごまが目立つ人は女性のほうが多いような気がします。へそのごまの大きさも人それぞれですが、大きい人になると米粒大の方とか、爪のサイズほどになる人もいました」。

爪の先から髪の先まで華美に彩る女性たちも、へそのごまは盲点だったのか、意外とケアをしないままの人が多いようだ。ただ、そもそもへそのごまは除去していいものなのだろうか。次回は、「へそのごまをケアしていいかどうか」について三浦院長に説明してもらおう。

取材協力: 三浦孝昌院長

三浦鍼灸治療院

(栗田智久)