東京国際ブックフェア、プロダクションエキスポなどの開催会場である東京ビッグサイト【撮影/中安昭人】

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日本で15年間の編集者生活を送った後、ベトナムに渡って起業した中安さん。過去数年にわたって、日本で毎年7月に開催される「東京国際ブックフェア」に、アジアを中心とした海外で活動する日本語メディア数十社とともに参加。その間に見えてきた、日本とベトナムの立ち位置の変化とは?

年に一度のお祭り「東京国際ブックフェア」の季節がやってきた

「東京国際ブックフェア」(以下ブックフェア)の季節がやって来た。出版業界以外の方には馴染みがないと思うが、私が知る限り、出版関係の会社が一堂に会する、おそらくは最大にして唯一のイベント。毎年7月に東京ビッグサイトで開催されており、2014年で21回目になる。

 私は、私と同じように海外で活動している日本語メディア約40社とともに、2008年から2013年まで、毎年参加してきた。ブックフェアに6年間参加していて、ベトナムと日本の関係が変わってきたのを、垣間見ることができた気がする。今回は、これについて紹介しよう。

 なお昨年から、ブックフェアの一部が独立する形で、「プロダクションエキスポ東京」という名称になっている。2013年、私はこのプロダクションエキスポに出展している。期間はほぼ同じで、会場も同じ東京ビッグサイトだ。こちらはB to Bの商談をしたい会社に焦点を絞っている。また「日本語メディア」というのは、日本語の書籍や雑誌の制作・発行をしたり、日本語ウェブサイトの運営をしたりしている会社のことである。

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