歴代のミス・ティファニーとミス・タイランド2007が一緒のスナップ写真。さて本物の女性、ミス・タイランドはだれでしょう。フィルムさん(右から3番目)の左隣にご注目【撮影/『DACO』編集部】

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バンコク発ビジネス・生活情報誌『DACO』の男性スタッフが、タイのニューハーフたちが美を競う人気コンテスト「ミス・ティファニー・ユニバース」の第10代優勝者に密着インタビュー。その複雑な心境や家族との軋轢のなか、それでも凛として生きる。当時まだ23歳。

 タイには同性愛者が多いと思いませんか。男性のまま男性を好きになり、生きていくとゲイ。女装し女として生き、男性を愛していけばニューハーフ。

 今回、私たちが興味を持って会うことにしたのは、ニューハーフとして生きる人。女装をし、化粧を施す。タイで「ガトゥーイ」といわれる人たちだ。男の性を隠しきれず、「変身だな」とわかる人たちがほとんどの中で、時にびっくりするぐらい美しい人がいる……。

 そのタイ国内のガトゥーイたちで頂点を競うのが、毎年5月にパタヤの「ティファニー・ショーシアター」で開催される「ミス・ティファニー・ユニバース」だ。2014年で17回を数える。毎年秋に行なわれる、日本をはじめ諸外国のミス代表と競う「ミス・インターナショナル・クイーン」への出場権もかかっている人気コンテストだ。

 きっかけはささいなこと。「ポーイちゃん、かわいい〜」とデスクトップに水着姿のグラビア写真を貼っている『DACO』編集部のタイ人スタッフ。彼は完全に女好きの男子だ。貼っているポーイちゃんは2004年のミス・ティファニー。今やタイの芸能界で大活躍の女優で、タイ人女性からも支持を得ている。

 どこからどうみてもキュートな女性だ。その写真を見ながら、「ミス・ティファニーに会いたい」と言ってみた。どこまできれいなんだろうか。どうして性転換をしたのか。

 縁あって会うことができたその人は、2007年のミス・ティファニー、Film(以下、フィルム)さん。現役大学生でカセサート大学のシーラチャーキャンパス近くに住む。

「なんで私を取り上げるんですか」。フィルムさんの質問に「興味があるから」となぜか正直に言えず、ごにょごにょ言っているうちに取材がスタート。与えられたのは5時間。300分1回勝負だ。

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